高速道路が渋滞しやすい時期の混雑状況ランキング!時期ごとに混むポイントに多少な差があり

 
行楽・帰省シーズンの風物詩といってもいい高速道路の大渋滞ですが「どの時期にどの程度の渋滞が起きるのか」を把握している方は案外少ないかと思います。今回は国土交通省発表の「渋滞ランキング」に基づき「高速道路が渋滞しやすい時期」について考察します。

渋滞ランキングから考える渋滞時期

高速道路の渋滞が著しく増加する時期は年に三度。行楽や帰省目的で利用者が集中するゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始の期間です。したがって、当記事で引用する国土交通省発表の渋滞ランキングも、その期間に則したものとなっていますので、常にこの混みようではないという点はあらかじめご理解ください。

早速ではございますが、この渋滞ランキングで最も重要になるポイントが、「渋滞損失時間」という項目です。渋滞損失時間とはその名の通り、「渋滞によって生じた時間のロス」を表し、渋滞の度合いを、正確に求めるための指標です。すなわち、この数値を参考にすれば、期間中の渋滞レベルをある程度知ることができるのです。それでは渋滞損失時間に着目して、以下のランキングと記事をご覧ください。

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ゴールデンウィーク 渋滞ランキング

1位 5.9万人・時間/11日:E1東名道( 上り)御殿場~大井松田

2位 5.2万人・時間/11日:中央道(上り)大月~上野原

3位 5.0万人・時間/11日:E1東名道( 上り)海老名JCT~横浜町田

4位 4.8万人・時間/11日:E2A中国道(下り)中国池田~宝塚

5位 4.2万人・時間/11日:E1東名道(下り)横浜町田~海老名JCT

6位 4.2万人・時間/11日:E2A中国道(上り)西宮山口JCT~宝塚

7位 4.1万人・時間/11日:E23東名阪道(下り) 四日市~鈴鹿

8位 4.1万人・時間/11日:E23東名阪道(上り)亀山JCT~鈴鹿

9位 3.6万人・時間/11日:E17関越道(上り)本庄児玉~花園

10位 3.3万人・時間/11日:CA東京湾アクアライン(上り)海ほたる~川崎浮島JCT

※平成28年4月28日~5月8日 7時~19時までを対象

「交通集中渋滞」と「事故渋滞」が相乗的に大渋滞を生み出す

渋滞の原因は大きく分けて二つ。利用者の増加にともない自然発生する「交通集中渋滞」と、事故により交通の流れが妨げられる「事故渋滞」があります。ゴールデンウィークのような時期に渋滞が発生するのは、主に前者の影響によるものですが、実は交通が集中することで、必然的に事故の発生数も右肩上がりに……。つまり交通集中と事故の二重苦による、まさに泣きっ面に蜂の状況が、大渋滞という結果をもたらしているのです。事実、出典元のデータ(リンクから詳細が確認可能)によれば、GW期間中に発生した渋滞のおよそ2割が事故によるもの。シーズン中、本当に気を付けなければならないのは渋滞ではなく、「事故」だと覚えておきましょう。

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お盆休み 渋滞ランキング

1位 10.4万人・時間/11日:中国道(下り)中国池田~宝塚

2位 9.4万人・時間/11日:東名道( 上り)海老名JCT~横浜町田

3位 8.3万人・時間/11日:中央道(上り)大月~上野原

4位 7.2万人・時間/11日:東名道(下り)豊川~音羽蒲郡

5位 6.9万人・時間/11日:東名阪道(下り)四日市~鈴鹿

6位 6.6万人・時間/11日:東名阪道(上り)亀山JCT~鈴鹿

7位 6.5万人・時間/11日:中国道(上り)西宮山口JCT~宝塚

8位 6.4万人・時間/11日:東名道(下り)三ケ日JCT~豊川

9位 6.3万人・時間/11日:東名道(下り)横浜町田~海老名JCT

10位 6.3万人・時間/11日:東名道(上り)東名川崎~東京

※平成27年8月6日~8月16日 7時~19時までを対象

1年間で最も渋滞する時期

ゴールデンウィークの渋滞ランキングと比較すると、同じ日数の計測にもかかわらず、トップ10だけでも渋滞損失時間がおよそ1.8~1.9倍。後述の年末年始よりも混雑し、「年間で最も渋滞がひどくなる時期」と言えます。その一番の要因となっているのは、帰省とUターンラッシュです。日本人は世界的に見ても宗教観が希薄だと言われていますが、お盆だけは毎年のように実家に帰り、お墓参りをしたり、仏壇にお線香をあげたりする方がとても多いですよね。また、とあるアンケート結果によれば、「帰省には車を用いる」と答えた方の割合は、9割近くと圧倒的でした。つまり、日本の風土に根付くお盆という慣習が、高速道路の凄まじい交通集中を生み出しているのです。

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年末年始 渋滞ランキング

1位 6.3万人・時間/10日:東名道(上り)海老名JCT~横浜町田

2位 6.1万人・時間/10日:東名道(上り)御殿場~大井松田

3位 5.1万人・時間/10日:東名阪道(下り)四日市~鈴鹿

4位 5.0万人・時間/10日:東名道(下り)豊川~音羽蒲郡

5位 5.0万人・時間/10日:東名阪道(上り)亀山JCT~鈴鹿

6位 4.3万人・時間/10日:東名道(上り)秦野中井~厚木

7位 4.1万人・時間/10日:東名道(上り)音羽蒲郡~豊川

8位 3.7万人・時間/10日:東名道(上り)岡崎~音羽蒲郡

9位 3.7万人・時間/10日:東名道(下り)横浜町田~海老名JCT

10位 3.7万人・時間/10日:中国道(上り)西宮山口JCT~宝塚

※平成27年12月26日~平成28年1月4日 7時~19時までを対象

事故渋滞の割合が最も高くなる時期

前述の2期間は11日間の集計ですが、年末年始はそれよりも1日短い、10日間の集計結果です。それでもGWよりも渋滞損失時間は平均して高く、加えて事故渋滞の割合(リンク先参照)が年間で最も増加します。さて、年末年始も、お正月に備えて帰省ラッシュが発生する時期です。その年の、一般企業の仕事納めが12月29日だとした場合、翌30・31日が高速道路渋滞のピークになります。この大渋滞を免れる手段は、帰省日時&時間帯をずらす他ありません。年の瀬の忙しい時期ではありますが、あえて有給を使い、29日を休みに。更に交通量の少なくなる深夜帯に高速道路を利用するなどすれば、多少強引な手立てではありますが、効果は実感できるはずです。

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まとめ

今回の記事では、高速道路が渋滞しやすい時期をお伝えしましたが、「ゴールデンウィークやお盆休みには、一般道を利用した方が早く目的地に着く」という訳ではありません。東京~大阪間を一般道で移動する際の所要時間を比較すると、高速道路利用時のおよそ三倍はかかると言われています。出発点から目的地までが近い、もしくは残りわずかの状況など、あくまでケースバイケースで下道を利用するようにしましょう。
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画像出典:photo-ac

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