ローン滞納で車を遠隔停止!?国内ベンチャーが展開する新しい自動車ローンとは?

 
GMSが提供する新たな自動車金融の仕組みが話題になっています。低所得者の車購入を容易にする新たなプラットフォームは発展途上国で受け入れられ、既に多くの人を支援しています。与信審査をカットするその仕組みは一体どのようなものか?その構造を解説します。

GMSが提供する新たな金融プラットフォーム

「自動車ローン返済滞納で車を遠隔停止・・・」
こう聞くとなんだかちょっと恐ろしい印象を受けますが、実はこれは日本のベンチャー企業GMSが提供している低所得者の自動車の購入を支援するための新たなサービスです。日本ではまだあまり聞きなれませんが、既に導入されている諸外国では、多くの人たちの車の購入を支援しています。

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画像出典:global-mobility

サービスの核となるデバイス「MCCS」

GMSが提供するこの仕組みは独自開発のデバイス「MCCS(モビリティークラウドコネクティングシステム)」を中心に構築されています。
「MCCS」は車両の遠隔での制御を可能にするシステムで、取り付けた車両の位置をGPSで把握し、強制的に停止させてしまうことができます。そのため、販売側としては審査のハードルを低く設定することができ、従来の仕組みでは与信審査を通過できなかった人たちのローン利用が容易になるのです。また、自動車ローン以外にもカーシェアリングやライドシェアなどの輸送サービスでも利用できるとのこと。あらゆるデータを収集することにより、その人の”信頼性”が数値として表示されるのは画期的と言えるでしょう。

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新たな層の自動車販売を促進

この仕組みは購入側だけでなく、自動車メーカーや金融機関などの提供側にもメリットがあります。
与信審査を通過できず自動車を購入できない人は世界に20億人にものぼると言われています。販売・提供側としてはこの大きな市場を開拓をしない手はありませんでしたが、料金を滞納して自動車を使い続ける人などが続出するなど、「取りっぱぐれ」がネックとなりなかなか参入できずにいました。

しかし、GMSが提供するこの仕組みを使えばこの問題が解決されます。滞納した場合には強制的に車を停止し回収することができるため、とりあえず自動車を提供してみるという形を取ることができます。そのため与信にかかる時間やコストを大幅に削減しながら顧客を獲得していくことができるのです。

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日本にも導入予定

2年前から導入されているフィリピンでは、多くの人に利用され低所得者の生活向上に貢献するとともに、旧型車の出す排気ガスによるに大気汚染の抑制など環境問題の解決にも一役買っています。なお、債務不履行で回収された車は未だに0。フィリピンだけでなくインドネシアやタイなどアジア圏では既に広く利用されています。

また、日本にもそういった与信審査がネックになっている層は少なくはないことから、今後は日本国内での事業展開が予定されています。果たして審査なしの自動車ローンは日本でも普及していくのでしょうか?
近年話題の「Fintech」と「IoT」の力が自動車金融のあり方を変えていくことが期待できます。

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世間の声

ローン滞納をして督促状などが送られてくるより、支払いができなくなったら使えなくなるとシンプルでいいかもしれませんね。

東京・モーターショーにも展示

先日行われた第45回東京・モーターショーでもGMSブースが登場。IoTデバイス”MCCS”や”IoT”プラットフォームシステムといった独自のサービスをブース内で紹介していました。

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