米国自動車耐久品質調査2017が発表。レクサス、ポルシェが同率1位に輝く

 
米国の調査会社J.D.パワーが毎年行っている「米国自動車耐久品質調査」の2017年度版が発表されました。 果たしてレクサスは今年も首位を守りきれるのでしょうか?調査結果をお伝えします。

「米国自動車耐久品質調査」とは?

米国の調査会社J.D.パワーが2017年の「米国自動車耐久品質調査」を発表しました。
「米国自動車耐久品質調査」は同社が行っているもので、購入から3年が経過したモデルのオーナーに直近1年以内の不具合を聴取し、内訳や件数、ランキングを割り出し各メーカーの品質を調査するものです。購入後3年が経過したモデルなので、2017年の調査は2014年販売モデルの不具合が対象になります。

米国自動車耐久品質調査2017

画像出典:jdpower

※PP100とは自動車100台当たりの不具合指摘件数を指します。例えば100台に対して120件の不具合指摘があった場合は、120PP100と表記されます。

「米国自動車耐久品質調査」2017年ブランド別ランキング

今回の調査ではレクサスが首位を守った一方で、全体的な不具合指摘件数は年々増加していることが明らかになりました。
まずはランキングをご覧ください。

1位(同率)レクサス(110PP100)

レクサス

画像出典:lexus

2017年度はレクサスが110PPで6年連続の首位に輝きました。
しかしスコアは昨年の95PPから大きく落としており、その点は課題です。

1位(同率)ポルシェ(110PP100)

ポルシェ

画像出典:porsche

ポルシェは昨年の2位から順位を上げ同率1位に輝きました。
しかし首位獲得を喜ぶ一方でレクサス同様にスコアは97PP100と著しく低下しており、対応が求められます。

3位トヨタ(123PP100)

トヨタ

画像出典:toyota

スコアは昨年から落としましたが順位は1つ上げ3位に。
1位はレクサスとあってトヨタグループのレベルの高さがわかります。

4位ビュイック(126PP100)

ビュイック

画像出典:buick

ビュイックは昨年から順位を1つ下げ4位に。
スコアも若干下げてしまいましたが、2年連続で米国自動車メーカー最高順位をを保持しています。

5位メルセデスベンツ(131PP100)

ベンツ

画像出典:mercedes

スコアこそ131PPと昨年の135PPからさほど変わっていませんが、順位は12位から5位と一気にジャンプアップ。ドイツブランドの強さを示しました。

6位〜10位

6位 ヒュンダイ(133)
7位 BMW(139)
8位 シボレー(142)
9位 ホンダ(143)
10位 ジャガー(144)
出典:jdpower

6位以下での注目はヒュンダイで、不具合指摘件数を25PP100減らし、19位から6位に一気に順位を上げました。首位はレクサス、ポルシェと高級ブランドだったものの、安価なモデルを提供するブランドも上位に入り品質の高い車を提供していることが明らかになりました。上位には日本、ドイツ、米国のメーカーが数多くランクインしています。

「米国自動車耐久品質調査」2017年セグメント別ランキング

セグメント別ではトヨタが18セグメント中10セグメントでトップを獲得しその信頼性の高さを示しました。
次点はGMで4部門でトップを獲得し、ブランド別で昨年5位を獲得した底力を見せつけました。

米国自動車耐久品質調査2017

画像出典:jdpower

米国自動車耐久品質調査2017

画像出典:jdpower

機能面の向上が今後求められる結果に

全体としては2017年度調査の平均不具合件数は156件と、昨年の152件、一昨年の147件から増加しています。しかしながら2014年車ベストセラートップ10に絞ってみると、その平均数値は134PPと全体平均を大きく下回っていることから、消費者は信頼性の高い車を選んでいることがわかります。
最も不具合の指摘が多いのはBluetooth対応及び接続製と音声認識システムの誤認識で、全体としてはオーディオ、コミュニケーション、エンターテインメント、ナビゲーションシステムのカテゴリーでの指摘が多く、全体の20パーセント以上を占めています。また、今年はバッテリーの不具合が目立ち昨年に比べて指摘が44%も増加していました。
今回の調査で消費者は不具合の少ない車を選択する傾向にあることが明らかになっため、メーカーには特にテクノロジー面での対応が求められます。

記事出典:jdpower

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