新型ハイエースは2019年に登場?働く車の代表格”ハイエース”の歴代モデルを振り返る

 
1967年の初代デビューから今年で50年を迎えるトヨタの「ハイエース」。 耐久性があり積載量が優れているということで、日本国内だけに留まらず世界各国で幅広く使用されています。街中など身近で見かけることの多い「ハイエース」について、デビューから順に見てみましょう。なお、フルモデルチェンジされる新型ハイエースは2019年に登場するとの情報も...。

トヨタ「ハイエース」ってどんな車?

2代目ハイエース

1967年にデビューした「ハイエース」は2017年で50周年を迎え、現行モデルで5代目。車名の由来は「High(高貴な)」と「Ace(最高のもの)」をあわせた造語だそう。使用用途としては主に荷物の運搬、送迎バスや救急車など幅広く用いられ、まさに「働く車」の代表格として国産車の中でも高い人気を誇っています。
また、個人ユーザーには、アウトドア・車中泊といった目的で利用されるケースも多く、カスタムのベース車両としても人気があります。特にサーファーにとっては使い勝手のいい一台とも言えるでしょう。

初代「ハイエース H10(1967年~1977年)」

初代ハイエース

画像出典:flickr

初代H10は、「トヨエース」の小型版トラックとしてデビュー。エンジン上に運転席のあるキャブオーバータイプで後輪駆動方式、乗用車の「コロナ」と共通の1.3Lエンジンを使用しましたが、荷物を運ぶ為に出力が変更されました。そのトラックタイプの発売から8ヵ月後に、ビルトインフレーム式のセミモノコックを採用し、1.5Lエンジンを搭載しました9人乗りのワンボックスタイプ・ワゴンを追加。この時リアドアはまだヒンジ式でしたが、デリバリーバンが追加された時に左側のみスライドドアが採用されました。その後数度のマイナーチェンジを得て右側にもスライドドアを装備されたバンが登場しています。

9人乗りのワゴン以外には、ホイールベースとボディを延長した15人乗りのコミューターやワゴンベースの12人乗りのマイクロバスなども用意され、エンジンも1.6L、1.8L、2.0Lなどが追加されました。

初代「ハイエース」の口コミ情報

2代目「ハイエース H20/30/40系(1977年~1985年)」

▼H20系のカタログ
hiace_h20_1

画像出典:japanclassic

10年目にして初めてのフルモデルチェンジとなり、ヘッドランプが初代の丸型4灯タイプから丸型2灯タイプに変更、ボディタイプはワゴン・バン・トラックの3種類と初代のラインナップを継承しています。エンジンは2.0Lのガソリンエンジンのみでしたが、オイルショックの影響で5ヵ月後に排出ガス規制に適合した2.2Lのディーゼルエンジンがバンタイプに追加設定されました。ワンボックスタイプのホイールベースは、標準・ロング・スーパーロングの3種類が用意され、3人乗りから15人乗りまでそれぞれの仕様に合わせられました。トラックタイプは荷台の部分を初代から流用しつつ、荷室の延長やタイヤ系を小さくして床を下げるなどの変更が行われました。
最初のマイナーチェンジでは、ディーゼルエンジンを全車に拡大採用し、5速MTにオーバードライブ付きに変更されました。

2回目のマイナーチェンジでは、バンパーが大型化されてヘッドランプが丸型から角型に変更。さらに電動サンルーフやエアコンなどの快適装備も充実し、ワゴンのディーゼル車にはオーバードライブ付きの4速ATが設定されました。

2代目「ハイエース」の口コミ情報

昭和52年製 2代目ハイエース 別称 新幹線ハイエース で親しまれたこの愛機 エアコンも当時はオプションだったので無し。 沖縄で乗るのは修行以外のなにものでもなかったです。 でも、今は無きベンコラ(ベンチコラムシフト) ☝︎☝︎☝︎☝︎☝︎☝︎☝︎☝︎☝︎ 昔のタクシーでよくありましたよね。 キャブ車独特の吸気音 消防上がりの消防レッドにテンカラ どれを取っても愛着の塊でした。 今も古き良きものが大好きです。 #旧車 #ハイエース#新幹線ハイエース #2代目ハイエース #ベンコラ #キャブ車 #消防車🚒

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3代目「ハイエース H50系(1982年~1989年)」

ハイエース

画像出典:flickr

最初のマイナーチェンジでは、ヘッドライトが丸型2灯タイプから上下に分かれた縦角型4灯タイプに変更されました。ワゴンには、セカンドシートにキャプテンシート、サードシートには電動リクライニングシートを採用し、サン&ムーンルーフなども設定するなど快適性と高級感が強まった最高級グレードが登場しました。
トラックタイプは2代目の継続生産でしたが同時期にフルモデルチェンジを行い、ワンボックスタイプから切り離され、トヨエースとダイナとボディを共用する三つ子車になりました。

2度目のマイナーチェンジは、ワゴンタイプがメインで行われ、新しいデザインの異形ヘッドランプを採用しました。そしてハイエース初の4WDもこのマイナーチェンジで採用され、ワゴンのスーパーカスタムとバンの全グレードに設定されました。

3代目「ハイエース」の口コミ情報

4代目「ハイエース H100系(1989年~2004年)」

4代目ハイエース

3度目のフルモデルチェンジでは、外観は少し丸みを帯びた感じになり、シフトレバーやパーキングブレーキがフロアタイプへ変更。エンジン構成も再編され、新開発の2.0Lと2.4Lガソリンエンジンの2種類、ディーゼルは2.4Lと2.8Lの2種類を採用し、4WD車は2.8Lのディーゼルエンジンのみの構成になりました。またユーザーの要望に答えるべくボディも拡大し、標準ルーフの他にミドル、ハイルーフも選択出来るようになり、ワゴンタイプの最上級グレードは高級ワンボックスとして商品力を高める為、「クラウン」のような豪華な内装が用意されました。

4代目も年次改良や小変更、フェイスリフトや装備の充実などのマイナーチェンジが何度となく行われ、商品力を向上。4WDもパートタイム式からフルタイム式へ変更されました。
1999年には「ハイエース」がトヨペット店専売に切り替わり、「ハイエース」の販売ができなくなったビスタ店には「ハイエース」と同じバンタイプの「レジアスエース」が投入されました。また、2002年には新しいミニバン「アルファード」が発売になり、それを機にワゴンからガソリンエンジンが廃止され、ディーゼルエンジンのみになりました。

4代目「ハイエース」の口コミ情報

5代目「ハイエース H200系(2004年~)」

15年ぶりにフルモデルチェンジが行われ、ボディサイズがロングボディとスーパーロングボディの2種類となり、ボディ幅も従来の5ナンバーサイズに加えて3ナンバーサイズも設定されました。
ガソリンエンジンは2.0Lと2.7Lを採用し、ディーゼルエンジンは従来の3.0L版では排出ガス規制に対応できなかった為、2.5L・ディーゼルターボエンジンへ変更。
さらに運転席周りでは、シフトレバーがダッシュボードへ移動し、パーキングブレーキもフロアタイプからステッキ式へ戻され、ウォークスルーを考慮した変更が行われました。
以後の年次改良や3度目のマイナーチェンジでは、燃費の改善や装備の充実、安全面の強化などが行われ、現在も販売されています。運搬車や送迎車など幅広く活用されていて、まさに「働く車」といった印象です。

▼街中でも働く姿を見かけることの多いH200系
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画像出典:flickr

5代目「ハイエース」の口コミ情報

6代目となる新型「ハイエース」は2019年11月に登場?!

注目を集める6代目の新型「ハイエース」は、これまでのキャブオーバータイプからセミボンネットへとデザインが変更されることが予想されています。運転席(キャブ)の下にエンジンが搭載されていた現行モデルには、衝突した際の衝撃を抑えるボンネットがないことがデメリットとしてありましたが、新型モデルではようやくこの問題が解決される模様。また、デザインは欧州で販売されているワンボックスカー「プロエース」のようなスタイリングになると言われており、新たな世界戦略モデルとして誕生するとのことです。

プロエース ハイエース

画像出典:toyota

まとめ

初代の登場から日本の経済と共に成長し人気を誇ってきました「ハイエース」。輸出や海外生産が行われて途上国でも耐久性や積載能力の高い日本車として人気があります。その人気から国内で盗難に遭うことも多く、2007年から7年連続自動車盗難車両ワースト1となりました。
それでも国内で年間8万台近くが登録されており大半が小型貨物登録ですので、幅広いユーザーに支持され続け仕事には欠かせない車になっているようですね。

画像出典:youtube
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