自動運転「レベル3」でほぼ走行は自動になる!注目集まる自動運転「レベル3」を解説

 
ここ数年、常に話題が尽きない程注目が集まる「自動運転」ですが、いよいよ2017年からは「レベル3の自動運転」の実用化が始まりそうです。そこで「レベル3」って何?というあなた。時代に乗り遅れないためにも、どんなものか整理をしておきましょう。

国産車で自動運転と言えば?

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国産車で自動運転と言えば、日産が2016年に開かれた伊勢志摩サミットで披露した「リーフ」や、その後市販された新型「セレナ」にも搭載して話題を呼んだ自動運転技術である「プロ・パイロット」が上がります。ミニバンクラスでは「セレナ」が世界初となった新技術となり、一般道ではまだ使えないものの自動車専用道路や高速道路ではアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動で制御するという最先端の仕組みを構築しています。

日産の自動運転技術「プロパイロット」

画像出典:youtube

「レベル3の自動運転」とは?

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さて、自動運転と一言に言っても、現在そのレベルは全ての操作を運転者が行うレベル0からレベル4(完全自動走行システム)まで全部で5段階あり、今回話題になっているのは上から2番目に位置するレベル3の話。いわゆる「準自動走行システム」というもので、官民ITS構想ロードマップ2016には「加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときのみドライバーが対応する状態」とあります。2017年5月頃には主にレベル4の部分の見直しを図り、「完全自動走行」とされていた部分がレベル4「高度運転自動化」とレベル5「完全運転自動化」に分けられる予定となっています。

現在の状況は?

日産 セレナ

画像出典:nissan

ちなみに日産セレナに搭載されている「プロ・パイロット1.0」はメルセデス・ベンツのEクラスやテスラ・モデルSなどと同じく自動運転レベル2に相当し、レベル3と同じ様に「準自動走行システム」とされていますが、概要は「加速。操舵・制動のうち、複数の操作を一度にシステムが行う状態」となっており、ぱっと見ではその違いに気付きにくい点もありますが、一番大きな違いは「主たる責任の所在はどこなのか?」という部分となります。

事故を起こした際はシステムのせい?

レベル2では運転者が「監視義務及びいつでも安全運転ができる態勢」を保つ必要があり、事故等があった場合の責任はもちろん運転者が負うことになっていますが、レベル3の場合「内容や範囲については、今後検討が必要」としながらも、自動走行モード中の責任は、基本的に「システム責任」となっており、運転席に座っている人間も従来までの「同乗者」と同じ様な扱いに代わっています。また自動走行モード中でシステムからの要請がない場合の監視義務はないとされており、限定的な状況下でのみ使用可能なレベル2と、より広範囲にわたって使用可能なレベル3の違いは思っていた以上に大きな隔たりがあるように感じられます。システム上に何らか問題が発生した場合、例えばスマホやパソコンなら一時的なフリーズや、最悪再起動で何とかなるのかも知れませんが、高速道路を走行中の自動運転車がおかしくなったら?とかGPSに問題があったら?と考えると、正直なところまだ怖いという感じがします。気が付いた時に簡単に介入できるならまだ良いのですが、そこを受け付けてくれなくなったら怖いですよね。

今後の予測

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とは言いつつも時代は止まらず流れていくわけで、今年中にはアウディが「レベル3以上」と言われている自動運転技術を新型「A8」に搭載して発売する予定。また、日産は危険回避及び車線変更を複数車線でも自動運転が可能なシステムを2018年に搭載を予定し、スズキは2017年に車線変更は不可能であるものの高速道路での自動運転可能な技術を導入する構えを持っています。2020年を目途に、何らかの形で自動運転車を発売する予定が各メーカーで計画されているようです。

参考動画

画像出典:youtube

まとめ

完全自動運転

画像出典:flickr

子供の頃に見たアニメでは、21世紀の未来ではタイヤのない車が自動運転で走り回っていたりしましたが、少しずつあの頃夢見ていた未来に近付いていることは間違いないでしょう。「操縦する喜び」が完全になくなってしまうのは運転好きの方にとっては少し寂しい気持ちになるかとは思いますが、進化し続ける自動運転技術で少しでも事故やトラブルが無くなれば、より一層ストレスのないドライブを味わうことが出来るかもしれませんね。

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