トヨタ「セリカ」は2019年に復活?「セリカ」の歴代モデルを振り返ろう

 
トヨタ「セリカ」は1970年に登場して世界中で人気を集めた、スペシャリティカーの代名詞的存在です。既に製造は終了していますが、2019年に「86」の次期モデルとして復活するという噂もあるようです。そんな名車「セリカ」の歴代モデルを振り返ります。

トヨタ「セリカ」とはどんな車?

1970年(初代)に登場して2006年(7代目)まで製造販売されたトヨタ「セリカ」。残念ながら現在は製造終了していますが、かつては北米や欧州にも輸出されて世界中で人気を博しました。また、国内ではトヨタの看板車として君臨していました。ちなみに「セリカ」という車名は、スペイン語で「神秘的な、神々しい」という意味を指す「Celica」が由来です。

トヨタ セリカ

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初代「A20/A30」(1970年~1977年)

トヨタ・セリカ

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初代「セリカ」は、1969年の東京モーターショーで出品されたコンセプトカー「EX-1」をベースに作られたそうです。「ダルマセリカ」とも呼ばれており、販売当初の兄弟車はファミリーセダンの「カリーナ」でした。

「フルチョイスシステム」と呼ばれる、3種のエンジン・ミッション・エクステリアと8種のインテリアから組み合わせが選択できるシステムが採用されたことでも有名です。これは、当時北米で流行していたフォード「マスタング」の販売手法を真似たものです。なお1972~1973年には、このモデルをベースにした車両でWRCにも参戦しました。

スタイリッシュな「LB」を追加

トヨタ・セリカ

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1973年には3ドアの「LB」が追加されました。全長は50㎜、全幅は20mmそれぞれ大きく作られ、全高については20mm下げられています。スポーティな1台に仕上がっており、特に2.0L DOHCエンジンが搭載された「LB 2000GT」は大きな話題を集めました。

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2代目「A40/A50」(1977年~1981年)

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1977年8月には2代目「A40/A50」へバトンが渡されました。トヨタアメリカのデザイン部門が「A40/A50」のスタイリングを担当しています。ボディは初代と比べ全体的にサイズアップし、エアロダイナミクスを意識した作りになりました。

ボディは初代と同じく、2ドアクーペと3ドアLBの二本立てです。1978年よりWRCに参戦し、1981年にはアイボリーコーストラリーで準優勝を果たしています。

「セリカ XX」の誕生

トヨタ・セリカ

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1978年には北米市場の「フェアレディZ」に対抗するため、「セリカ XX」(後のスープラ)が登場しました。フロントノーズが延長され、6気筒エンジンが搭載されている点が特徴的です。ちなみに北米で「X」は成人指定を連想させる記号であるため、はじめから「スープラ」という名前で販売されたそうです。

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【番外編】「スープラ」の誕生をアニメーションで振り返る

「スープラ」が誕生したきっかけとなる「セリカ XX」ですが、下の動画ではアニメーションでこれまでの歴史を振り返っています。

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3代目「A60」(1981年~1985年)

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3代目はさらにスポーティな1台に生まれ変わりました。同時期にラグジュアリークーペの「ソアラ」が販売された影響が大きくあったようです。

主要部が大きく変更

先代に続き北米デザインが採用され、より直線的なデザインとなりました。ボディタイプは2ドアクーペと3ドアLBに加え、北米市場向けとして初めてコンバーチブルが販売されました。

そして1982年には、日本初のツインカムターボエンジンである1.8L 3T-GTEUを載せた「GT-T」グレードが追加されました。1983年のマイナーチェンジ時にはフェンダーミラーからドアミラーへ変更され、よりシャープな印象に。さらにエンジンについては、初代から続いた1.6L DOHCの2T-Gから新世代の4A-GEUへ変更されました。

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ラリーでは数々の好成績を記録

1983年からはWRC参戦車両が、3.0L規定ギリギリまでボアアップされたツインカムターボ仕様のTA64へとスイッチしました。数々の好成績を記録し、1984~1986年のサファリラリーでは見事3連覇を飾りました。

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4代目「T160」(1985年~1989年)

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1985年8月に「セリカ XX」と決別し、FFの「セリカ」として生まれ変わった「T160」。キャッチコピーにも使われた「流面形エアロフォルム」は革新的でした。あらゆる新技術が盛り込まれたこの4代目は、「セリカ XX」に埋もれかけていた先代よりも大きな人気を呼びました。

新グレード「GT-FOUR」が投入

1986年10月に追加された新グレード「GT-FOUR」は、WRC参戦用ベース車両として初のフルタイム4WDが採用されたモデルです。水冷式インタークーラー付きの2.0L DOHCターボエンジンである3S-GTEは、国産4気筒エンジンとしては当時最強の185psを誇りました。

1988年からは「GT-FOUR」をベースにWRCに参戦し、1990年には日本車初のドライバーズタイトルをつかみました。なお1988年には1.8LがDOHCとなり、これで「セリカ」の全グレードがDOHC化されました。

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5代目「T180」(1989年~1993年)

Celica

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1989年9月には5代目となる「T180」へとモデルチェンジ。全グレードが2.0L化されて先代を踏襲した作りとなりました。しかしボディデザインについては曲線で描かれた個性的なスタイリングで、「ニューエアロフォルム」とも呼ばれました。またフルタイム4WDである「GT-FOUR」のリアディファレンシャルには、日本初のトルセンタイプのLSDが装着されました。

派生モデルの多い「GT-FOUR」

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「GT-FOUR」については、クロスミッションを装備した競技用ベース車両「GT-FOURラリー」や前後フェンダーをブリスター化した「GT-FOUR A」など、多くの派生モデルが開発されました。ちなみに「GT-FOUR A」は、1991年のマイナーチェンジで全グレードがワイドボディ化したことによりカタログから消滅しています。

その後はWRCホモロゲモデルの「GT-FOUR RC」なども販売されました。「GT-FOUR RC」は水冷式インタークーラーや金属製タービンブレードなどが採用され、実戦での戦闘力に特化した作りで当時は人気を集めました。

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6代目「T200」(1993年~1999年)

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1993年10月に販売された6代目「T200」は、バブル景気の影響を受けたラグジュアリーモデルです。新設計のシャーシが採用され、全車3ナンバーサイズとなりました。特にオプションとして設定されたスーパーストラットサスペンションは、当時トヨタの意欲作でした。

ちなみに、1994年2月に販売された「GT-FOUR」にもスーパーストラットサスペンションが標準搭載されました。他にも水冷式インタークーラーや燃料供給方式の改良などにより、255psのパワーを誇る1台に仕上がっています。また国内2100台限定の「WRC仕様車」には、インタークーラー冷却用ウォータースプレーやミスファイヤリングシステムなども装備されました。

ラリー参戦が終焉

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この時期のWRC成果は芳しくなく、セッティングが決まらずに苦戦を強いられました。さらに1995年のラリーカタルーニャではリストリクター違反が発覚し、年間獲得ポイントのはく奪と1年間の出場停止処分が下されました。「セリカ」のラリー史はここで幕を閉じます。

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7代目「T230」(1999年~2006年)

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1999年10月に登場した7代目「T230」は、これまでのイメージを刷新した1台となりました。まずFF専用設計となったボディは、先代と比べて大幅にダウンサイジングされています。そしてエンジンも2種の新開発1.8L DOHCだけとなり、フルタイム4WDについてもターボは設定されませんでした。

また先代と比較すると60kg~90kgもの軽量化が施され、ライトウェイトスポーツとして新たな道を歩み始めました。しかし景気悪化や若者のスポーツカー離れなども重なり、販売は苦戦を強いられました。そしてついに2006年4月、「セリカ」は36年の歴史に幕を閉じました。

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【まとめ】新型「セリカ」は2019年に登場か

「セリカ」は40年近く活躍してきた世界的人気モデルです。また一部では、「86」の次期モデルとして2019年に復活する可能性もあるようです。情報によると、プラットフォームは「86」と共有してエンジンも水平対向4気筒が採用されるとのこと。ちなみにアメリカでは既に「セリカ」の商標登録が済んでおり、今後何らかの動きがあると考えられています。

また、手薄となっているSUVのラインナップを強化するために、トヨタは名車「セリカ」を新型SUVとして復活させる可能性もあるそうです。こちらはあくまでも噂ですが、「セリカ」がSUVになるのは想像できませんね…。

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#新型セリカ

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