赤切符で前科になるって知ってた!?赤切符になる違反と罰則まとめ

 
ドライバーのみなさんは、「赤切符」「青切符」など、違反時に渡される用紙について耳にしたことがあると思います。出くわす機会の多い「青切符」はその違反内容についてご存知の方も多いと思いますが、「赤切符」の違反や罰則についてはご存知の方は少ないのではないでしょうか?今回はどのような時に「赤切符」が切られるのか、またその罰則についてご紹介していきます。

道路交通法違反

交通違反を犯した際には必ず違反点数や反則金が科されます。さらに違反点数によっては免許停止や免許取り消し、といった処分を受けることになってしまうので、車を日常的に利用する人にとっては死活問題になりかねません。
この交通違反の罰則は、犯した違反の重さにより点数や反則金は変わってきます。なお、交通違反別に設定されている『基礎点数』は1~35点、さらに人身事故・物損事故などで追加される『付加点数』の2構成で違反時の点数が決定されます。

赤切符とは?

交通違反を犯した際に、色つきの紙を渡されます。紙の色毎に通称「白切符」「青切符」「赤切符」と呼ばれています。この「赤切符」(「交通切符」と呼ばれることもあります)は正確には「道路交通違反事件迅速処理のための共用書式」と呼ばれています。「赤切符」は「青切符」よりも重大な交通違反を起こした時に切られます。

「赤切符」を切られると前科がつく

「赤切符」は、行政処分が科されるような重大な違反を犯した場合に交付されるものです。無論、違反の内容によっては一発で免許停止や免許取り消しなどの処分になります。まず、「赤切符」を渡されたら刑事事件として立件され、交通裁判所へ出頭しなくてはなりません。
大抵の場合、検察で取り調べが行われた後に簡易裁判所で略式裁判がひらかれ、刑罰が決定します。刑事事件として立件し処罰されるということは、強盗や詐欺などの犯罪と同等に前科がつくことになります。まさか交通違反で前科がつくことになるなんて、と思う方もいるかもしれませんが、「赤切符」を渡される交通違反はそれほど重大ということになります。

違反と罰則のまとめ

では、実際にどのような違反で「赤切符」は交付されてしまうのでしょうか?また、罰則はどうなるのでしょうか?

酒酔い運転

いわゆる「飲酒運転」です。点数は35点。罰金の目安は百万円以下または五年以下の懲役刑となります。
アルコールの影響により正常な運転ができない状態で自動車などを運転した場合で、厳密には酒気帯び運転とは異なります。
免許は前歴がなくても取り消しになってしまい、三年間は免許の再取得ができなくなってしまいます。

酒気帯び運転

前述の飲酒運転は「アルコールの量に関係なく、酒に酔った状態で正常な運転ができないおそれがある」というものですが、こちらは「呼気アルコール量」を測定して具体的な数値によって決まるものです。
アルコール検知が0.25mg/L以上だと25点、罰金は百万円以下または三年以下の懲役刑となります。また、免許は取り消しとなり2年間再取得はできなくなります。
これ以下の場合には違反点数は13点、罰金は五十万円以下または三年以下の懲役刑になります。こちらの場合は免許停止90日間になります。

速度超過

スピード違反でも「赤切符」になってしまう場合があります。
50km/h以上の速度違反と、一般道で30km/h、高速道路40km/h以上で6ヶ月以下の懲役刑または10万円以下の罰金があります。50km/h以上で12点ついて免停90日、一般道・高速道路の違法で6点、免停30日となります。

麻薬等運転

覚せい剤や麻薬などを服用するなどで、正常な運転ができない状態で自動車を運転するのももちろん違法です。
違反点数は35点、罰金は五十万円以下または五年以下の懲役刑となります。免許は取り消しになってしまい、2年間免許の再取得はできなくなってしまいます。

無免許運転

運転免許を持っていないのに自動車の運転をしたり、免停期間中や免許取り消し後に運転、運転免許の有効期限が切れた後に運転をした場合に当たります。
違反点数は19点。罰金は15万〜20万円で決まります。免許取り消し、一年は再取得ができなくなります。

大型自動車等無資格運転

特定大型車を運転する場合に必要な運転免許を持っておらず、21歳になっておらず、三年未満の免許経験の場合に違反になります。
違反点数は12点。罰金は十万円または6ヶ月以下の懲役刑となります。免許停止90日間となります。

無車検運行等

車検を受けていない、車検が切れているのにもかかわらず公道で自動車を運転した場合に該当します。
車検が切れている場合には強制保険である自賠責保険も切れている場合が多く、「無保険運行」にも当てはまる可能性が出てきます。
違反点数は6点。罰金は三十万円以下または6ヶ月以下の懲役刑となります。免許停止60日間となります。

無保険運行

強制保険である自賠責保険に未加入のまま自動車を運転するとこの違反に該当します。
違反点数は6点。罰金は五十万円以下または一年以下の懲役刑となります。免許停止は60日間となります。

共同危険行為等禁止違反

二台以上の自動車などが共同で交通に危険を生じさせた場合や、並走などといった他人に迷惑な行為も処罰対象となります。主に暴走族などがよくあてはまります。
違反点数は25点。五十万円以下の罰金または二年以下の懲役刑となります。免許取り消しとなり、再取得には2年間は無理となります。

過労運転

疲労状態で正常な運転ができないにもかかわらず自動車の運転をする際に当てはまります。
高速バスなどの事故を受けての措置でできたもので、1ヶ月の拘束時間や休みの時間などが決められています。
違法点数は25点。罰金は三十万円以下または一年以下の懲役刑となります。

保管場所法違反

駐車場として届出してないのに、同じ場所に12時間以上、夜間8時間以上駐車すると保管場所法違反に該当します。
道路使用で違反点数は3点。3ヶ月以下の懲役または二十万円以下の罰金が課せられます。長時間駐車だと違反点数は2点。二十万円以下の罰金が科されます。

警察官現場指示違反

こちらは警察官が危険防止措置などの指令を出した場所にもかかわらず車両を運転するなどの違反行為となります。
違反点数は2点。3ヶ月以下の懲役または五万円以下の罰金となります。

警察官通行禁止制限違反

現場の警察官が行う通行制限に従わないと罰則になってしまいます。交通事故・災害・事件などといった危険が生じるかもしれない場所での交通禁止制限なので、従うようにしましょう。
違反点数は2点。3ヶ月以下の懲役または五万円以下の罰金。

高速自動車国道措置命令違反

自動車以外、例えば原付などで高速道路へ侵入する違法となります。
違反点数は2点。五十万円以下の罰金となります。

番号標表示義務違反

ナンバープレートが確認できない状態、ナンバープレートに布をかけていたりしている状態で公道を走行すると違法になります。
違反点数は2点。3ヶ月以下の懲役または五万円以下の罰金となります。

混雑緩和措置命令違反

渋滞の緩和を目的として警察官が出している指令を無視すると、この違反に該当します。
違反点数は一点。五万円以下の罰金となります。

まとめ


「赤切符」の違反の内容は様々で、中には免停にならないものもあります。しかし、道路交通法違反にであることや、前科がつくのにもかわりはありません。くれぐれも違法にならないよう、安全運転を心がけていきましょう。

画像出典:wikipedia.org

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