アメリカでポルシェ「911ターボ(Type993)」が人気!その理由に迫る

 
YouTubeにアップロードされた動画MotorWeekの特集から、Type993 911ターボに注目してみました。日本では964ターボの方が高値をつけていますが、アメリカでは993ターボの人気が高いです。今回はその理由に迫っていきます。

1995年式「911ターボ(Type933)」

PORSCHE 911 993 TURBO

画像出典:flickr.com

Type993では、リアフェンダーはカレラでも張り出し量が大きくなったことから、それまでのターボと比較してターボフェンダーの存在感が見た目の上では多少、低まった傾向があります。
リアスポイラーも大型のインタークーラーを収めることや、Type993にて初めてリアバンパーとフロントバンパーの見切り線の高さが同じになった(リアバンパーが上に上がったような)事によってボディーとの段差が少なくなり、一体感が増していますが荒々しさはスポイルされたでしょうか。

964ターボ3.6と比較すると、サブフレームを介した新世代のリアサス周りにて乗り心地は良好です。路面からの微細なショックがあまりボディーに伝わらない感覚がありました。また、エンジンもアクセルに対するツキは小径ターボ2基による効果からか、ターボ3.6よりも低回転域から過給がかかりました。

運転が楽しい1台としての知名度が高い

PORSCHE 911 993 TURBO

画像出典:flickr.com

運転しての楽しさという点では個人的な好みにもよりますが高速ツアラーとしては993ターボが快適ですが、オーバーオールではターボ3.6の魅力も捨てがたいところがあります。特に、回答性が良く軽快感があることと、911ターボと聞いてある一定以上の年齢の方がイメージする迫力のある外観は捨てがたいですね。
また、RRと4WDという点で機構がシンプルだからかもしれませんが、ターボ3.6の方がクラッチが重めながらもシフト操作は軽快です。もっともこれはクラッチマスターシリンダーを含めた個体差も考えられます。

アメリカで人気の理由

最後の空冷という存在感、リトロニックの明るいヘッドライト、乗り心地の向上などが日本人より合理性を重視するアメリカ人に人気の理由の1つかもしれません。
しかし、取り付け方法が変更されたことによるフロント及びリアウィンドウ周辺からの軋み音や、熱害で歪みやすいリアスポイラーグリルなどのマイナーな不具合もありました。また、フロントスポイラーボックスはバッフルを大きくして音質を向上させていていますが、その分、収納スペースが少なくなったのも小さいながらもマイナスポイントとなるかもしれません。

この動画で紹介されている車両はアリーナレッドのボディーカラーにクラシックグレーの内装と、まさにカタログカラーの組み合わせです。アルパイン製のヘッドユニット、CR-2が装着されています。このヘッドユニットについてはリコール修理対象になりましたが、販売から約20年を経過した今でも修理を受け付けてくれるところにアルパインの責任感の高さを感じます。

なお、筆者もかつて所有していた1995年式993ターボとも同じ仕様(アメリカ輸出仕様と日本仕様との違いはありますが)のため、少し誇らしい気持ちにもなります。

画像出典:youtube.com

一緒によく読まれている記事

買取より高く売りたいなら個人売買

注目のまとめ記事

この記事に関して報告をする