車庫法ってどんな法律?車庫法の内容と駐車違反との違いを徹底解説

 
車庫法の内容と駐車違反ってどう違うのか徹底解説!駐車禁止の場所でなくても長時間駐車をしていると車庫法に抵触している可能性があります。今回はこの車庫法とは一体どんなものなのか、駐車違反との違いなども踏まえながらお伝えしていきます。

違法駐車

https://www.instagram.com/p/BMbYGqggyR7/

車に紙、タイヤにチョークの跡が!

友達の家や親戚の家に車で行った時に運悪く駐車場がない場合、路上に駐車禁止の標識がないからといって路上に駐車したことある方もいるのではないでしょうか?
だいたい、こういった場合には長時間駐車をすることが多くなりますよね。もし泊まることになったら夜間に長時間駐車をしてしまうことになります。多くの方はここが駐車禁止の場所ではないから大丈夫だ!と思うかもしれません。
しかし、帰る時になって車に紙が貼ってあったり、タイヤにチョークの跡がある、なんてことがあるかもしれません。

長時間駐車は違法!?

駐車禁止の場所じゃなくても長時間停めていることは車庫法に抵触する恐れがあります。また、車に貼ってある紙やタイヤのチョークは車庫法の警告書になります。
車庫法に引っかかると三ヶ月以下の懲役か二十万円以下の罰金が科せられてしまいます。

どうして駐車禁止の場所でなくても罰金になってしまうのでしょうか?

(保管場所としての道路の使用の禁止等)
第十一条  何人も、道路上の場所を自動車の保管場所として使用してはならない。
2  何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
一  自動車が道路上の同一の場所に引き続き十二時間以上駐車することとなるような行為
二  自動車が夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に道路上の同一の場所に引き続き八時間以上駐車することとなるような行為

上記のように、車庫法によって同じ場所に昼間は12時間以上、夜間は8時間以上駐車することは違反と定められています。道路交通法違反ではなく保管場所違反となるので、駐車禁止ではない場所でも罰金が課されるのです。

車庫法とは?

そもそも車庫法とはどのようなものなのでしょうか?
車庫法の正式名称は「自動車の保管場所の確保等に関する法律」です。他にも「保管場所法」と呼ばれることもあります。
かつて車の保有数が増えているのに対して駐車場不足から、様々な場所に駐車をしてしまい問題が多発していました。それに対し、1991年7月に改正法が実施され、東京都23区および大阪市内では軽自動車にも車庫の届出(車庫証明)を義務づけるようになりました。
現在の車庫法では、車庫の届出の義務づけや車庫の変更にも届出が必要となり、車両保管場所標章を貼るなどの規定がなされています。

車庫飛ばし

また、届け出る車庫も使用者の家から車庫の距離が2km以内でないとならないと制定されています。
しかし、車庫の届出を偽ったり、規定外で登録する人も中にはいます。
自宅から離れた場所に住民票を写して登録する、軽自動車であれば車庫証明が不要な場所に不正に登録してしまう、ご当地ナンバーやかっこいい地名のナンバーが欲しいから不正の住所の登録をする、などの理由から「車庫飛ばし」と呼ばれる不正行為がなされることがあります。もちろん「車庫飛ばし」は保管場所法違反となるので、発覚した場合には無論罰金が科せられます。

駐車違反との違いは?

f※※k the police #駐車禁止 #駐禁 #ポリ公 #罰金

A post shared by 俊山 (@namuhachiman) on

駐車違反である道路交通法違反との違いとしては、駐禁の道路交通法違反では「青切符」を交付され、行政罰として過料の支払いが科せられます。
しかし、この保管場所違反になってしまうと「赤切符」の交付となり、刑罰になります。要するに裁判を経て罰金が決まります。この罰金を支払うと刑罰を受けたということになるので、前科がつくということになります。
ただ路上に駐車しているだけでの気持ちでも、30km以上オーバーのスピード違反と同じように簡易裁判を受けて罰金を納付しなければならない、と考えると恐ろしく感じてきますよね。

車庫法に関するユーザーの声

長時間の路上駐車をしてしまうと車庫法により罰則が課せられてしまいますが、中には迷惑している方ももちろんいます。ドライバーの方はしっかりとした交通マナーを心がけるようにしましょう。それと同時に、もしかすると若者の車離れにも影響を及ぼすかもしれませんね。

まとめ

https://www.instagram.com/p/BPOUaouhVhh/

駐車禁止と一緒にされてしまいがちな車庫法ですが、実際にはその刑罰の内容は全く異なるものです。
駐車禁止である道路交通法違反では青切符が交付され、行政罰として過料の支払いが科せられますが、保管場所法違反になると問答無用で赤切符の交付をなされ、罰金の支払いと前科がついてしまいます。また、時間内の途中で一度移動、その後元駐車していた場所の近くに際駐車した場合にも継続駐車と見なすとされているようです。
くれぐれも車庫法違反として赤切符が切られて罰金にならないように、長時間の駐車の際には駐車場を確保したいものですね。

関連記事

一緒によく読まれている記事

注目のまとめ記事

この記事に関して報告をする