もしもポルシェ912にGT3があったなら!海外で製作された「912 GT3カスタム」が話題

 
ポルシェのGT3マシンといえば説明不要の名車『911』ですが、ポルシェファンの中ではかつての名車をGT3カスタムを見てみたいと思う方も少なくないのではないでしょうか?そこで今回は海外で行われたポルシェ『912』のGT3カスタムを紹介します。エンジンは「997GT3 CUPカー」のものでかなり強烈な1台に仕上がっています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

1969年式のポルシェ912をベースに、997GT3 Cupカーのエンジンなどを搭載した912 GT3 Cupカーの製作風景が公開されています。高騰した空冷911をベースにするよりも、カスタムをするのであれば912をベースにした方が安く仕上げられるようです。
なお、912はご存知の方も多いと思いますが、356から販売価格が上昇した911の廉価版として水平対向4気筒エンジンを搭載して登場しています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

エンジンやインテリアの簡素化でコストダウンを図りましたが、ボディー自体は911と共通ですのでまさに今回のようなカスタムベースにはうってつけです。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

当然ですが、400馬力級のエンジンを搭載するわけですからボディーの補強は必須です。まずはロールゲージの形状を慎重に検討します。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

形状を決めたら早速、ボディーに取り付けていきます。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

フロントもアッパーマウント周辺を中心に補強しています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

リアもベルクヘッドを貫通してサス取付部に溶接しました。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

サスの入力を受けるのは殆どがロールゲージになり、ボディ剛性も格段に向上しているでしょう。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

アウターパネルについても前後フェンダーをワイドなものに変更するなどし、太いタイヤを収められるようにしました。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

ボディーが完成したらエンジンを仮置きしてみます。このエンジンは997GT3 Cupカーに搭載されていたものだそうです。これだけでも貴重ですね。気筒数と排気量は当然として、当時と比べて補機類も増えていると思いますが問題なく収まっているようです。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

テールライトもLEDで作っているなど細部まで手が込んでいます。ギアボックスは993用の6速マニュアルを組み合わせました。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム
また、水冷エンジンへの換装に伴ってラジエーターもフロントに設置します。そしてこの見るからに強力そうなブレーキまわりは前後共にPCCBを流用したそうです。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

燃料タンクもレース用の安全性の高いものへと交換しています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

エキゾーストパイプの取り付けも終わったリア周りです。DOHC化に伴って大きくなったシリンダーヘッドなどによりタイヤとのクリアランスもギリギリですね。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

インテリアも完成しました。オリジナルの912とは大きく面影が変わっています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

3連メーターはメクラ蓋が取り外され、911と同じ5連メーターとされています。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

シフトノブも取付部を含めて剛性の高そうな造りです。

ポルシェ912をGT3仕様にカスタム

こうして完成した912 GT3 Cupカー、997比で車重は30%減としながらボディー剛性は997カレラ2よりも高いものに仕上がりました。

走行動画

この運動性能を活かしてジムカーナに出場していますが、912とは思えぬ速さです。日本ではオリジナル重視の方が多いように感じますが、海外ではこういった自由な発想のカスタム例も多いですね。

ポルシェのレース史を振り返る

記事参照元:Car Build Index
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