駐車場での事故7割減少!トヨタが開発した安全支援技術「ICS」とはどんな技術?

 
18ヶ月の間に駐車場で発生した事故を調査したところ、トヨタはバックソナート呼ばれている安全支援技術「インテリジェントクリアランスソナー」を搭載している車種において事故が7割減少したことを発表しました。 このトヨタの「インテリジェントクリアランスソナー」とは何か?について今日は紹介したいと思います。

踏み間違い事故が7割減

駐車

画像出典:commons.wikimedia.org

トヨタ自動車は、2015年1月から2016年6月までの18ヶ月間の間、安全支援技術「インテリジェントクリアランスソナー(以下「ICS」)」の搭載された「アルファード」「ヴェルファイア」「プリウス」の三車種による駐車場で発生した事故を調査い、その調査の結果を2016年12月26日に発表しました。

該当車種およそ6万台(うち「ICS」搭載車はおよそ2万6000台)と保険会社による約2500件のデータを調査した結果、なんと踏み間違いの事故件数はおよそ7割減少し、後退時の事故件数はおよそ4割減少したことが明らかになりました。
ブレーキとアクセルの踏み間違い事故が7割も減少するのはすごいことですよね。
なお、前進事故の低減率に関しては「ICS」の優位な差は確認できていないため、トヨタ自動車は引き続き調査を進めるとのことです。

「ICS」って何?

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画像出典:toyota.jp

そんな踏み間違いの事故を7割減少させたトヨタの安全支援技術「ICS」とは一体どのような機能なのでしょうか?

安全作動システム

アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる急発進、駐車時や低速走行時における障害物への衝突の恐れがあるとき、またシフトポジション選択を誤ってしまった際の発進などの場合、センサーが前後進行方向の障害物を検知するシステムが作動します。
そのため、壁などの障害物を感知するとハイブリッドシステムの出力を抑制し、車速の上層は抑えられ、衝突の衝撃を緩和したり、被害を軽減させます。

踏み間違い事故に

近年増えているアクセルとブレーキの踏み間違いの事故においても、アクセルとブレーキを踏み間違えたことに気づかずに慌ててアクセルペダルを踏み続けてしまう行為に対しても、アクセルペダルが踏み続けられていることを検知するとブレーキをかけるシステムです。トヨタの最新の安全支援となる装備になっています。

低速時の車庫入れに

また、駐車時に多い低速走行している時、車庫入れの際に壁に近づきすぎてしまい反射が遅れてブレーキを踏み遅れてしまう、または踏み損ねた時にも作動します。
超音波システムが障害物を確認し、自動ブレーキシステムが作動、障害物に衝突したり、障害を軽減させることができます。

「ICS」は2015年発売の「アルファード」「ヴェルファイア」「プリウス」からセンサー増設と検出距離が伸び、検出範囲を拡大、ソフトの制御システムを改良しました。

四つのセンサー

このセンサーには四つのセンサーがあり、フロントコーナーセンサー、フロントセンサー、リヤコーナーセンサー、バックセンサーになります。
前後にセンサーがあるため、前後の障害物を見分けられます。隣接車両との衝突の際にも役立ちそうな安全装備ですね。

「ICS」の作動条件

ics

画像出典:toyota.jp

「ICS」はどのように作動が開始するのでしょうか?

作動する条件

「ICS」がオンの状態で、車速は15km/h以下で進行方向2~4m先に障害物があり、衝突回避のためにやや強めのブレーキ操作が必要だとシステムが判断した時に作動します。

終了させたい時

作動を終了させたい時には「ICS」を停止状態であるオフにする、通常のブレーキ操作で衝突回避が可能になった場合、車両進行方向2~4m先に障害物がなくなった場合に終了されます。
ブレーキ制御の終了は「ICS」をした場合、ブレーキ制御により車両が停止して2秒間経過した場合、ブレーキ制御により車両が停止したあとにブレーキペダルを踏んだ場合、車両進行方向2〜4m先に障害物がなくなった場合のいずれかの際に制御が停止されます。

ICS解説動画

まとめ

トヨタ

画像出典:www.inautonews.com

トヨタの安全支援技術「インテリジェントクリアランスソナー」により、踏み間違いの事故が7割減少したというニュースと、「インテリジェントクリアランスソナー」とは何かについてお話ししました。
最近は踏み間違いの事故や、高齢者の運転する車両が駐車する時にバックで突進してしまう、などといった事故が増えてきています。今回の結果を見て、「ICS」のような安全支援装置が普及、またはもっと改良されて前進事故などの防止に繋がるかもしれません。
トヨタの「統合安全コンセプト」に基づいた「より安全な車両・技術」のため、今後車がどのように開発させられ、どのように進歩していくのか、注目していきたいところですよね。

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