復活も噂されるトヨタ「スープラ」の歴代モデルを振り返る

 
90年代圧倒的な人気を誇る、2002年まで製造・販売していたトヨタ「スープラ」。2018年に復活することになっています。今回はその「スープラ」の歴史をまとめました。

1978年~2002年まで製造・販売されていたトヨタ「スープラ」。新型モデルが2018年に発売されると発表されました。次のモデルで5代目の「スープラ」は今年の3月にイメージレンダリングが出回ったり、予想CGデザイン画像の公開が行われていたりします。ファンには待ち遠しく今後も目が離せません。その「スープラ」の歴史について振り返っていきます。

トヨタ「スープラ」とは

「スープラ」は1978年~2002年までで4代目まで製造・販売が行われていました。初代「スープラ」は北米ディーラーの要望で製造され日本国内では2代目までセリカXXという名称で販売されていました。1986年に販売の3代目から日本でも「スープラ」という名称で販売されるようになりました。搭載エンジンは初代から一貫して直列6気筒でした。「スープラ」の語源は「上へ」「~を超えて」という意味があるようです。90年代には絶大な人気を誇っていましたが惜しまれながら2002年に生産終了となり現在に至ります。その「スープラ」について早速振り返っていきましょう!

初代「スープラ」(A40型・A50型 1978年-1981年)

celicaXX

日産「フェアレディZ」の成功を目の当たりにした北米ディーラーの要望により6気筒エンジン搭載の初代「スープラ」は開発されました。1997年に東京モーターショーに出品し、翌年の1978年に「セリカ」の上級車として誕生しました。日本での名称は「セリカXX(セリカダブルエックス)」です。当時のアメリカではXの連記が成人指定に使われるため輸出車は全て「スープラ」と命名されました。「フェアレディZ」が2シーターのスポーツカーに対し、「セリカXX」はラグジュアリーな高級感のあるスポーツカーとして販売されました。
発売当初のグレードは2.0L車 (MA45) が下位から L、S、G の3種、2.6L車 (MA46) が下位から S、G の2種が用意されました。またトヨタ車で初めて4速ATが搭載されました。
1980年にマイナーチェンジをし行い、リアサスペンションが独立懸架式に変更され2.8Lエンジンが搭載されましたが販売期間はわずか7カ月という短さでした。

初代スープラを動画で確認

2代目「スープラ」(A60型 1981年~1986年)

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画像出典:starmoz.com

「スープラ」の上級車として2.8LDOHCエンジン搭載のスポーツスペシャリティーカーとして発売されました。先代のラグジュアリーで高級感というコンセプトは「ソアラ」が引き継ぐ形になり、スポーツカーとして生まれ変わりましたが、高級車であることに変わりはありませんでした。
エンジンは2800GTに「ソアラ」で初採用された直列6気筒 2.8L DOHC (5M-GEU) と2000L、S、Gにクレスタで初採用された2.0L SOHC (1G-EU)を搭載され販売されました。
1983年にマイナーチェンジがおこなわれ、ま日本国内もドアミラーが認可され採用されたほか、バンパーの形状、テールレンズのデザイン変更などが施されました。また、エンジンの5M-GEUは圧縮比がアップされたことにより175ps/5,600rpm、24.5kgm/4,400rpmに向上されました。1986年に販売が終了し、2代目「スープラ」まで日本では「セリカXX」の名称でしたがモデルチェンジの際に「スープラ」という名称に変更されることになりました。

2代目スープラを動画で確認

3代目「スープラ」(A70型 1986年~1993年)

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画像出典:japanesesportcars.com

それまで日本国内では「セリカXX」という名称だったのが、北米同様「SUPRA」表記で販売されることになりました。販売当初のキャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」。アメリカンスポーツスタイルの車でマイナーチャンジや一部変更、追加などが度々行われました。当初のエンジンは2Lが1G系のEU、GEU、ツインターボ版GTEU、3Lがターボの7M-GTEUというラインナップでした。販売してすぐにエアロトップが発売され、1987年に7M-GTEUに5速MTが設定され3ナンバー仕様の「3.0GTリミテッド」が追加されました。
1988年にマイナーチェンジが行われ3Lグレードは全てワイドボディへ変更され、フロントマスク、テールライトのデザインが変更されました。また、1G-GTEU、7M-GTEUのエンジンはハイオクへスペックが上がりました。
その後も新たにターボが追加されるなどして1990年に最後のマイナーチェンジが実施されました。マークIIのスポーツグレードに採用された2.5Lツインターボ を搭載した「2.5GTツインターボ」とビルシュタイン社と共同開発の専用ダンパーが採用されました。このことでスポーツカーとしての性能が格段に上がりました。

3代目スープラを動画で確認

4代目「スープラ」(A80型 1993年~2002年)

supraA80

先代の「スープラ」からフルモデルチェンジをし、デトロイトモーターショーで公開され1993年5月に発売開始されました。キャッチコピーは「THE SPORTS OF TOYOTA」とあるようにラグジュアリーカーというよりはスポーツカーというイメージの強い車になりました。エンジンは直6 3L 2JZ系に変更され電子制御サブスロットルシステム「ETCS」が搭載され、更に当時の日本の乗用車としては初となる6速MTが搭載されました。
1994年8月にマイナーチェンジが行われターボモデルに17インチブレーキとタイヤオプション設定の追加、ブレーキの拡大が施されました。ビルシュタイン社のトルセンLSD、リアスポイラーなどを備えたSZ-Rが新たに追加されました。
1996年にもマイナーチェンジが行われ全車両にABS、デュエルエアバッグが標準装備されました。また最上級グレードのGZが消滅しました。
1997年に最後のマイナーチェンジを行いツインターボエンジンがVVT-i化されました。その他ボディ補強などの変更が行われています。
そして2002年「平成12年度排出ガス規制」に対応できず、惜しまれながら生産が終了して現在に至ります。

4代目スープラを動画で確認

新型「スープラ」の登場が待ち遠しい

現在、トヨタとBMWによる新型「スープラ」の共同開発が進められています。これまでキャッチされてきたスパイショットでは、丸みを帯びたボディだったり、シャープでキレのあるフロントマスクだったりと、ファンならずとも、その全貌が公開されるのを期待を高めて待たずにはいられません。生産終了してから15年以上が経とうとしていますが、新しい「スープラ」の姿への期待値は日に日に増しています。

トヨタ スープラ

画像・記事出典:carlist

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