車検に通るカスタムと車検合否基準を徹底解説【外装編】

 
かっこいい見た目を追求したり、乗り心地をよくするために、愛車に社外品パーツを取り付ける方もいるのではないでしょうか。しかし、カスタムした車を車検に通すためには、陸運局の保安基準を満たしていると認定されなければなりません。 今回は改造やカスタムした場合に車検に通る・通らないの基準についてまとめました。

カスタムをする場合は車検に通るかが重要

社外品パーツを取り付けカスタムをしている方は多いと思います。改造すると自分の車に一層愛着を持てたり、一層車が使いやすくなったりすると思います。しかし、車検を受けるとなると車の整備が不十分であるために不合格になってしまっては本末転倒です。車検に通らない違法改造とはどういう改造になるか整理をしていきましょう。

車検NGや注意が必要な改造

車検に通らないケースも多い代表的なカスタムをまとめました。

車のサイズ

車高

画像出典:www.barsec.com.au

まず、車のサイズ規定についてです。車のサイズも決められており、自動車部品を装着したときに全長はプラスマイナス3cm以内、全幅がプラスマイナス2cm以内、全高はプラスマイナス4cm以内、最低地上高が9cm以下、車重はプラスマイナス100kg以下であれば、構造等変更関わる諸手続きが簡素化することができます。この範囲を超えるカスタムをする際には、もちろん安全基準を満たしてからとなりますが、「構造変更申請」を行えば車検に出すことが可能です。

構造変更申請

申請は陸運局で行いますが、構造変更の為の審査はなかなか通らないと厳しいことで有名です。また、概ね1週間から2週間の時間も必要となります。車検の時期の前に申請を完了させるようにしておかなければならないのには注意が必要です。
申請は代行で依頼することも可能ではありますが、相場が約3万円〜となっていることから、なるべくは簡素化できる範囲内に収めるのがベターではないでしょうか?

出典:mlit.go.jp

窓のフィルム

窓のフィルム

画像出典:www.mjapan.org

窓のフィルムに関しても規定があります。防犯対策などでカーフィルムをつける方がいるかもしれませんが、スモークやカーフィルムをつける場合には透過率が70%以上でなければなりません。後部座席やリアガラスは濃いフィルムを貼っていても問題ない場合もありますが、濃すぎるフィルムは検査員によっては車検に通らなくなる場合があるので注意しましょう。
また、フロントガラスにはステッカーを貼ってはいけない決まりになっています。車検標章、定期点検のステッカーは大丈夫ですが、それ以外のステッカーは貼らないでおきましょう。

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エアロパーツ

エアロパーツもあまりに大きなものは車検に通りません。フェンダーはサイズが規定通り横幅2cm以下、リアスポイラーはボディの距離が165cm以下と決められています。また、バンパーは尖っていたりするものは走行上危険と判断される形状のものは通りません。また軽自動車は幅1.48m、高さ2m、全長3.4m以内と決められているので、これを超えるパーツは取り付けられない決まりになっています。

タイヤについて

tire

画像出典:cohoauto.com

タイヤやホイールのサイズ変更によって車検が通らないというケースも少なくありません。ホイールハウスとの隙間がほぼなくなっている場合には車検に通りません。また、車の幅以上に飛び出すものはNGであったり、ボディに干渉したりスピードメーターに狂いが出るようなものも車検が通りません。なお、タイヤが車体からはみ出してしまい車検に通らないケースが多いのですが、ひび割れと劣化などを除けば基本的にどのような種類のタイヤでも問題がないようです。だいたいタイヤとホイールハウスの隙間の空間には指が二本必要であると思っておけば大丈夫です。

ランプ類

ランプ

画像出典:allchevy-models.com

ヘッドライトなどのランプ類の色の変更をする方もいるかもしれません。ランプ類はそれぞれでランプの色が定められています。ヘッドランプやフォグランプが白か淡い黄色、ウィンカーは橙色、バックランプは白色、ブレーキランプは赤と決まっています。この決められている色以外のランプを使うと車検に通りません。また、左右非対称である場合も車検に通らないので、左右対称にしましょう。ちょっと人とは違ったランプを使いたいと思って青色のランプを使ったり、左右で違う色を使うと車検は通らなくなります。

まとめ

車検

自分の好みに愛車を改造・カスタムした場合に車検に通るもの、通らないもののうち、特にカスタムがよくされる窓やタイヤ、ヘッドランプをまとめてみました。車検の時だけカスタムしているものを直して車検に出す方もいるかもしれませんが、そういうのはあまりやらない方がいいと思われます。軽自動車のカスタムはよく見られ、マフラーやエアロパーツなどといったカスタムショップがたくさんあります。大抵そのようなショップにある「保安基準適合品」などと書かれたものは車検でも合格するものが多いです。
しかし、カーフィルムなどの場合は窓にもともと色がついていたりすると表示よりも透過率が下がってしまったりするので、注意が必要です。車検に出しても問題がない範囲で、個性を出したり、乗り心地の良いものにしたり、一層愛着がわくカスタムや改造をし、愛車を楽しみましょう。

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