オールシーズンタイヤならタイヤ交換不要!スタッドレスタイヤとの違いとは

 
夏・冬での交換の必要だったり、シーズンで揃えるのに費用が発生するタイヤ。しかし、タイヤには一年中履き続けることのできる"オールシーズンタイヤ"というものをご存知でしょうか?"オールシーズンタイヤ"の効果や他のタイヤとの違いを解説していきます。

タイヤは車の大黒柱

オールシーズンタイヤ

家を建てるとき地面と接しているのは何でしょうか?そう柱ですよね。柱が地面と接し支えがあるおかげで部屋が形成され壁ができ、わたしたちは日々の生活を送って行けます。柱がなければ家は存在しません。
これを車に置き換えると柱になっているのはタイヤです。タイヤがあることで、自動車の車体は支えられています。しかしタイヤは柱の役割のほかに、自動車の「走る」「止まる」「曲がる」という基本動作をする働きがあります。また、路面の凹凸の環境下ではその衝撃を緩和させる働きもあります。
タイヤの安全性、快適性、環境性の追求と様々な種類のタイヤの開発が日々おこなわれており、エコタイヤ、スタッドレスタイヤ、そしてオールシーズンタイヤというものが開発されています。

オールシーズンタイヤ

では、本題のオールシーズンタイヤとは一体どんなタイヤなのか?整理をしていきましょう。

オールシーズンタイヤとは?

オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤというのはその名のとおり、春夏秋冬どの季節でも使用できるタイヤとして販売されています。夏場でも冬場でも使用することができ、雪道の走行も可能です。欧米では主流ですが、日本にはまだあまり浸透していません。しかしどの季節にも利用できるタイヤとあって、近年さらに注目が集まってきています。

オールシーズンタイヤの歴史は40年

世界初のオールシーズンタイヤは1977年に日本グッドイヤー社が開発した「TIEMPO(ティエンポ)」でした。開発自体の歴史は意外にも長いのです。日本では、あまり浸透していない“オールシーズンタイヤ”ですが、世界初が日本の企業というのも意外ですね。

オールシーズンタイヤが日本で浸透していない理由

オールシーズンタイヤ

画像出典:flickr

しかしながら、オールシーズンタイヤなんて初めて聞いたという人も少なくないかと思います。実は、日本国内ではまだまだオールシーズンタイヤは浸透していません。というのも、日本の地域は積雪する地域とそうでない地域の差があるからです。日本で東京みたいにあまり雪なども降らない地域の方は、一年を通してサマータイヤのみで過ごしている人も多いようです。冬に使用するタイヤといえば、一般的にスタッドレスタイヤかチェーンタイヤが主流です。ところが、欧米ではこのスタッドレスタイヤの文化が少なく、冬用タイヤはオールシーズンタイヤが主流です。アメリカや欧州では長距離の移動を行う人が多く、突然雪が降ってくるなども珍しくありません。このような背景が土地・環境が異なっても走ることが可能なオールシーズンタイヤを利用している人が多い理由なのです。

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤとの違い

ここまでオールシーズンタイヤは、歴史が古く日本には地域の天候差がありすぎて普及をしなかったことを解説してきましたが、肝心のスタッドレスタイヤとどこが違うのかを整理していきましょう。
まず、スタッドレスタイヤにはスリップ防止のためのタイヤ構造になっており氷ついた道の表面の水分をはじき出すことができ、凍結した道などの冬の道路の走行には最適な作りをしています。
それに対して、オールシーズンタイヤはどうかというと、結論からいうとスタッドレスタイヤより氷上機能は劣ってしまいます。しかし、ノーマルタイヤよりは氷上機能に優れているのも確かで雪道や圧雪路などなら問題なく走行出来ます
また、スタッドレスタイヤを夏場に履いて走行していると燃費が悪くなる、グリップ性能がノーマルタイヤに比べ劣るので濡れた路面の走行は危険があるなどのデメリットがありますが、オールシーズンタイヤはノーマルタイヤ並のドライウェット機能が備わっているので夏場の走行も問題なく燃費への影響は少なく済みます。

画像出典:youtube

オールシーズンタイヤには刻印がある

MS スノーフレーク

夏のドライ・ウェット機能と冬の氷上走行機能を兼ね備えているオールシーズンタイヤにはタイヤサイドにそれを証明する刻印があります。「M+S」(マッド&スノー)と「スノーフレークマーク」と呼ばれる刻印がされています。「M+S」(マッド&スノー)は「泥道と雪道」を意味しますが、とはいえ本格的な冬タイヤ程の強力な走行性能があるわけではないので、あくまで浅雪用という認識がなされています。
スノーフレークマークは氷上性能に優れているという意味があります。このスノーフレークマークはASTMと呼ばれる世界最大の標準化・規格設定機関で認証されているもので、欧米ではスノーフレークマークが刻印されているものが冬用タイヤとして認められています。

オールシーズンタイヤはこんな人にオススメ!

オールシーズンタイヤ

画像出典:flickr

タイヤの交換が手間と思っている方は多いのではないでしょうか?夏から冬へはノーマルタイヤからスタッドレスタイヤの交換、逆に冬から夏へはスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換。交換しなければ燃費が悪くなったり、走行中の危険がつきものです。交換するだけでも費用がかかってしまう、タイヤ交換の着脱が面倒臭い、特にマンション暮らしの人はタイヤの保管場所に困る、といった悩みはつきものです。そんな人にオススメなのがオールシーズンタイヤです。なんせタイヤの着脱の必要がありませんからね。
また、氷上性能はスタッドレスタイヤに比べると劣りますが、急な雪の対応やある程度の雪道なら問題なく走行出来ます。常に降雪があるような地域ではなく1年に数回しか雪が降らないような都市部や、降雪が滅多にない地域の人にはオススメです。ただし、燃費やグリップ性能はサマータイヤと比べるとやや劣ってしまいます。燃費やグリップ性能を気にする場合は、そこまでおススメ出来ないかもしれません。

オールシーズンタイヤおすすめ商品

グッドイヤー「Vector 4Seasons」

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ネクセン「N Blue 4seasons」

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ファルケン「EUROWINTER HS449」

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オールシーズンタイヤの効果〜クチコミ編〜

愛車の冬支度で、タイヤを交換。 本来ならばスタッドレスとなる所だが、我が家の地域はさほど雪も積雪も無い上にスタッドレス専用ホイールや毎シーズンごとの交換の手間などを考えると・・・んーー・・・と思っていた所・・・『#オールシーズンタイヤ 』なる物がある事を初めて知る! 要は、ロードタイヤとスタッドレスタイヤのイイとこ取りのタイヤでオールシーズン使える交換も不要なので色々悩んだが交換!! オールシーズンタイヤの定番のグッドイヤーの『#vector4seasons 』はバカ高いので選んだタイヤは『ランドセイル4シーズンズ』交換工賃込み44000円ほど。 さぁ!雪の日の走行は如何に! #オールシーズンタイヤ #カングー #kangoo #ルノー #renault #landsail #ランドセイル

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まとめ

年間を通して履けるタイヤがオールシーズンタイヤです。欧米では主流ですが、日本ではあまり浸透していません。ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤは、どちらもそれぞれの特性を持っているタイヤであり、それぞれ燃費を向上させて走行できたり、雪の上を走ることが可能です。ただ、何といっても季節によってタイヤの着脱が必要なのが最大のデメリットです。オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤに比べ氷上性能は劣りますが、技術は着実に進歩しています。近い将来どの車もオールシーズンタイヤを履いている日もそう遠くないかも知れませんね。今後様々なタイヤメーカーから発売されることを期待しています。

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