車間距離「3秒ルール」で事故を未然に防ごう!知っておくべき車間距離の正しいとり方とは?

 
運転している際前の車との車間距離はどの程度とっていますか?ほとんどの方が「ぶつからないだろう」というなんとなくの感覚だと思います。しかし、その車間距離は本当に安全でしょうか?今回は「車間距離の3秒ルール」について徹底解説をしていきます。

教習所で習う車間距離のルール

DELTA DRIVING SCHOOL

画像出典:flickr

教習所で習う車間距離は具体的な距離などの指示はなく、追突しない安全な距離を空けて運転してください、という指示です。ちなみに、追突を起こさないために「距離」については以下の通り習っています。まずは、教習所で習った内容をおさらいしていきましょう。

停止距離について

  
車が停車をさせるための距離は、「空走距離」「制動距離」という大きく2つの距離がありその合算が停止距離となります。

【空走距離】

空走距離とは、危険と感じ実際にブレーキをかけ始める前までに進む距離のことを指します。
空走距離には、速度ごとに以下の距離が発生するとされています。

時速30km/h 8m
時速40km/h 11m
時速50km/h 14m
時速60km/h 17m
時速80km/h 22m
時速100km/h 28m

【制動距離】

制動距離とは、ブレーキをかけはじめてから止まる距離のことを指します。
制動距離には、速度ごとに以下の距離が発生するとされています。

時速30km/h 6m
時速40km/h 11m
時速50km/h 18m
時速60km/h 27m
時速80km/h 54m
時速100km/h 84m

上記の距離を想定しながら、車間距離をしっかりとっておきましょうというのが教習所で習う講習です。

急ブレーキ講習

また、この停止距離の感覚をつかむために、急ブレーキの実車講習を行ったかと思います。狭い教習所の敷地内で時速40km/hほどの速度を一気に出し、その後目印から目一杯ブレーキを踏むのに恐怖を覚えた方も多いと思いますが、実はこの講習では車が止まるまでの感覚と距離を覚えるために行われています。実際に止まるまでの距離はどうでしたか?ブレーキを踏んでから思っている以上に距離が進んでいたという感覚を覚えた方も多いのでしょうか?

上記のような教習は、車両が追突をしないように車間距離を取らなければならない、という距離感覚を備えることを目的としています。

距離感覚をつかめず事故を起こしてしまうことも

しかし、走行している時に前の車との車間距離がどれくらい空いてるのか具体的に分かりますか?高速道路では100m感覚で目印はあったりしますが、結局のところ明確に把握できている人はほとんどいませんよね。感覚と実距離が一致せず、事故につながってしまう例もあります。


そこで、是非今後使ってほしいのが今回紹介するのが「車間距離の3秒ルール」です。

車間距離の「3秒ルール」とは?

車間距離の3秒ルール

画像出典:quora.com

「3秒ルール」と聞くと何を思い起こしますか?『バスケットの3秒ルール』や『食べ物を落としても食べられる3秒ルール』を思い起こす方も多いかと思いますが、今回紹介をするのは知らない人も多い車間距離の「3秒ルール」です。一体この「3秒ルール」がどのようなものなのか?どんな根拠があるのか?解説をしていきます。

車間距離の「3秒ルール」とは、一体どんなもの?

前述した通り、教習所で習う車間距離というのは止まるまでの距離(メートル)基準のルールになりますが、車間距離の3秒ルールは時間(秒)基準のルールになります。
一体どのようなものかというと、ある目印(標識)などを前の車が通過してから3秒後にその目印を通過するようにする。ただそれだけです。
このルールは九州大の松永勝也名誉教授が提唱したもので、実際にこの車間距離の3秒ルールは過去追突事故発生率が高かった大分県警や佐賀県警などで採用され、成果も出ている実績も申し分ないルールなのです。

3秒で大丈夫と言える根拠は?

しかし何故3秒なのでしょうか?車を止めるには「空走距離」と「制動距離」があることを説明しましたが、時間について松永教授は以下の通り見解を示しています。

「危ない」と気付くまでに約1.5秒、ブレーキを踏んで停車するまでを約1.3秒と想定し、誤差も考慮し3秒分、前の車両との距離をとる

確かに警視庁の統計としても2秒以内での死亡事故の件数が非常に多いということが発表されています。また、逆に4秒になると強引な車線変更などの可能性も高くなるので、3秒というのはベストな車間距離なのかもしれません。

出典:警視庁HP

3秒の数え方

車間距離の3秒ルール

画像出典:snyxius.com

人によって「1、2、3」と数の数えるスピードが違うでしょ?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。最後に、「3秒ルール」の正しい数え方を説明していきます。
3秒の数え方として、「1まる1、1まる2、1まる3」で数えていきます。
これであれば、誰でもある程度同じリズムで数えることができるのでおすすめです。
また、数え方については「0、1、0、2(ゼロ、イチ、ゼロ、ニ)」と別のカウント方法(012運動)もあるので、どちらかでカウントをしてみてください。

走行ルールで別に「3秒ルール」は使われています

今回紹介した車間距離の「3秒ルール」の他にも走行ルールで「3秒ルール」があります。それは『進路変更』で、実際に進路を変える前3秒前に指示器を出さなければいけないというルールがあります。
意外と忘れらやすいルールですが、追突のリスクを考えると非常に危険なので、進路変更の3秒ルールもしっかりと守るよう運転してください。

まとめ

ほとんどの方が感覚で車間距離をとっているかと思いますが、車は思っている以上にすぐには止まれない乗り物です。万が一のことが発生しては手遅れになりかねないので、是非「車間距離の3秒ルール」を意識したドライブを心がけるようにしましょう。

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