駐車監視員(みどりのオジサン)の活動時間や業務内容とは?駐禁の対処法は存在する?

 
駐車監視員と呼ばれる緑のオジサンは何者なのか徹底解説! 町中でみどりの服を着て歩くオジサン2人組を見たことありませんか? 車両を撮影したり何か書いたりしていますが、放置車両など駐車違反取締りを行う駐車監視員です。今回は、その駐車監視員(みどりのオジサン)の活動時間や業務内容の謎に迫ります。

駐車監視員、通称みどりのオジサン

みどりのオジサンの正体は、警察の代わりに駐車違反取締りの業務を委託された「駐車監視員」です。2006年の道路交通法の改正より、放置車両の確認と確認標章の取り付けを主に行っています。服装が決められており、必ず緑色の服なのでみどりのオジサン緑虫などと呼ばれています。

駐車監視員

画像出典:flickr

この「駐車監視員(みどりのオジサン)」の登場で、トイレに少し立ち寄ったり、自宅の前に車をおいてちょっと財布を取りに行ったりした隙に容赦なく駐禁を切られていた!なんて話を多々聞くようになりました。

では、このみどりのオジサンこと駐車監視員はいつ活動しているのでしょうか?
あまり良く知らないみどりのオジサンについて調べてみました。

駐車監視員(みどりのオジサン)とは?

前述の通り、みどりのオジサンは「駐車監視員」という方々です。駐車監視員になるには、一般的に2日間14時間の講習を受講して試験を受験し、合格することでその資格を得ます。合格率は70%以上という比較的に合格しやすい試験です。学歴などは問われませんが、18歳以上に限定されています。

警備会社などといった取締りの業務委託を受けている企業に雇用されるため、収入や業務内容も勤務している会社で変わります。相場はおおよそ15万から20万くらいのようです。

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画像出典:wikimedia.org

駐車監視員(みどりのオジサン)はみなし公務員

一応民間の人間ということではありますが、駐車監視員として業務をしている最中は公務員とみなされて守秘義務が課されており、車両の保持者や運転者の反抗から保護される権利が与えられています。

駐車監視員には基本的には警察と同じようなものですので、暴言を吐いたり暴行を加えたりすると「公務執行妨害」で逮捕されます。また、賄賂を渡して見逃してもらおうとすると今度は「贈収賄罪」になります。

駐車違反の対応にあたっていたみどりのオジサンが、顔面を殴られて骨折したり、物を投げつけられたりなど多々悲しい事件も起きているようですが、殴ったドライバーが公務執行妨害で逮捕された実例もあるのだそうです。確認標章こと黄色のステッカーを貼られてしまったら大人しくしておく方が賢明です。

駐車監視員(みどりのオジサン)の活動時間や場所

みどりのオジサンの活動時間は地域によっても異なるようです。

業務の活動時間は?

シフト交代制で、大体1組8時間くらいの勤務と決まっているそうです。活動時間は、おおよそ朝の8時くらいから始まり21時くらいまでの所もあれば、翌日5時くらいまでやっている地域もあるのだとか。地域の警察のホームページに活動時間を記載している場合もあります。

土日はいるの?

もちろんみどりのオジサンはカレンダーに関係なく出勤しているため、土日だからいないということはありません。なお、みどりのオジサンが活動していない時間帯は警察が取締りを行っているようです。

勢力的に活動する時期は?

交通安全運動

画像出典:内閣府

みどりのオジサンは特に年二回、春と秋の「交通安全運動」がある期間には力を入れて活動しているようです。また、この週はバイクを取り締る!などといった目標もあるのだとか。

どんな場所にいるの?

繁華街
画像出典:komekami.sakura.ne.jp

夜の繁華街には違法駐車をしている車両が多いことから、業務にあたっている駐車管理員が沢山いるそうです。また、地域によってはみどりのオジサンが活動していない地域もあるようです。

また、大体の場合は一定ルートを巡回しており、あらかじめ通るルートは決まっていることも。パーキングメーターの時間を確認したり、違反駐車が多そうな場所へ移動したりなどのルート変更もしているそうですので、駐車場にきちんと停めておいた方が懸命です。

業務内容

駐車監視員

画像出典:flickr

2人1組で業務を行い、警察署長が公示している取締りのガイドラインにそって活動することが決められています。
駐車監視員は、時間的余裕は考慮せずに駐車違反の車を見つけた時点で違反とみなすことができ、標章を取り付けられます。しかし、標章を取り付けられる前に車に戻ってしまえば、車内に人がいるということで放置違反にはならない仕組みです。また、いきなり標章を取り付けずに、違反車両の状況やナンバープレートなどを写真に収めてから標章を取り付けます。

駐禁を切られたら出頭する?

因みにみどりのオジサンに標章を貼られて駐禁を切られた場合、出頭するか無視して出頭しないかを選べます。
ここで素直に出頭すると点数が引かれ反則金の納付をする仕組みです。しかし、ここで無視して出頭しなかったら「弁明通知書」と「放置違反金」の納付書が郵送されます。ここで違反金を納付しても点数は引かれず、ゴールド免許だった場合にはそのままゴールド免許でいられるというシステムのため、出頭はせずに後ほど違反金を納付した方が良いと言えそうです。

駐車監視員に”移動”を命じられたら?

みどりのオジサンたちに車両を移動するように命じられるケースが稀にあるようですが、実は駐車監視員には”車両の移動”や”ドライバーに注意する”という権利はありません。駐車監視員はみなし公務員であり、駐車違反の車を”確認”することが業務。違反車両に標章を取り付けますが、警察官では無いため車両を移動させる行為は認められていないのです。とはいえ、駐車禁止区域に駐車することは立派な違反となります。交通ルールを守るように心がけましょう。

【番外編】

緑のおじさんをキャッチ?!スマホアプリ「駐禁ハチ公」は便利かも

駐禁に気をつけていても、いつどのタイミングで現れるのかわからない駐車監視員(みどりのオジサン)。ちょっとした買い物やトイレにも安心していきたい…という方にはスマートフォンアプリ「駐禁ハチ公(iPhone&Android対応)」を利用してみるといいでしょう。この「駐禁ハチ公」は、愛車に接近する緑色の対象物を全て検知することが可能であり、その内容をドライバーの元へ画像付きメール(認識後、5秒間隔)でお知らせしてくれます。

アプリを利用する際は、車内に設置するためのスマホがもう一台必要となる他、駐車監視員(みどりのオジサン)以外の緑色にも反応してしまうという少し面倒な点もありますが、駐車違反を回避する方法の一つとして覚えておくといいもしれません。

画像出典:flickr

駐車監視員(みどりのオジサン)に対しての一般人の声

喜ばれる仕事ではないため、厳しい声が多く、トラブルも発生しているようです。

まとめ

駐車監視員(みどりのオジサン)について知識を深めていただけたでしょうか。確かに路上への駐車は事故を引き起こすこともあり危険な行為ですが、中には納品業者が配送で使っているトラックから離れた1分の隙に標章を貼られたなどという話もありました。それはさすがに酷ですよね。他には、配送先のお店の前に止めていたら、みどりのおじさんが店主に確認してセーフだったというケースもあるそうです。

やむを得ない理由があって駐車していたとしても、標章を貼られ撮影されているからといって、暴行や暴言を吐くことは絶対にNGです。(「公務執行妨害だ!」などと言われたら余計に面倒ですし…)大人しく違反を認めましょう。納得出来ない場合は、丁寧に確認しましょう。

画像出典:flickr

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