駐車違反の罰金を支払わないと逮捕される?駐車違反をした際の対処法まとめ

 
駐車違反をした際には慌てず無視せず、冷静にキチンと対処する必要があります。駐車違反をした際に「手続きが面倒だから」と罰金の支払いを無視すると、最悪の場合逮捕されることもあるようです。今回は駐車違反をした際の対処法について解説していきます。実は出頭しなければ罰金だけで違反切符は切られない...?!

駐車違反とは?

駐車禁止場所標識

画像出典:sozaing.com

駐車違反とは、「駐車しては行けない場所に駐車する」行為を指します。通称「駐禁」とも呼ばれます。

駐車禁止区域とは?

駐車禁止標識がある場所はもちろん、標識の無い場所でも駐車が禁止されている区域があります。

具体的には黄色い実線が引かれている場所や線路、トンネル、坂の頂上付近などが該当します。また、バスの運行時間中は停留所の表示板から10m以内に駐車してもいけません。さらに消火栓の近くや、火災報知器から1m以内に駐車しても違反になります。

標識の意味は大丈夫?

駐車禁止標識については皆さんご存知でしょうが、中には補助標識が付いた駐車禁止標識も存在します。下の標識は「駐車余地」標識です。駐車する際には、車両右側に2.5m以上スペースを空ける必要があります。「道路幅が2.5m以上あれば駐車可能」という意味ではありません。不安な方はおさらいしておきましょう。

駐車違反には2種類ある

次に駐車違反の内容について整理しましょう。駐車違反は2種類に分かれます。

放置駐車違反

まず一つ目が放置駐車違反です。駐車禁止の場所に車を駐車し、すぐに動かす事が出来ない状態であれば違反となります。なお放置駐車違反については、駐車時間に関わらず違反切符が切られます。中には数分間駐車しただけで違反になったというケースもあります。

非放置駐車違反

そして二つ目が非放置駐車違反です。駐車禁止の場所に5分以上車を停めた時点で違反となります。

しかし駐車違反については取締り側の判断によるところが大きいため、場所によっては見回りが甘いところもあるようです。

駐車違反をした場合

駐禁見本

画像出典:fukui

駐車監視員により放置車両であることが確認されると、放置車両確認標章(確認標章)というステッカーが貼られます。ちなみに、監視員が放置車両を確認して確認標章を貼る一連の行為を「確認事務」と呼びます。確認標章が貼られてしまうと、所定の手続きを行い罰則を受けなければいけません。

駐車違反の罰則手続きを怠ると車検が受けられない

違反金などをキッチリ納めていれば問題ありません。しかし駐車違反の罰則手続きを怠ってしまうと、車検証の交付手続きを受けることができません。車検のタイミングが迫っている方はその点にも注意しましょう。

駐車違反をした際の手続き

駐車違反をした際の手続きについて、必ず出頭しなければならないと認識されている方がほとんどではないでしょうか?しかし、実は警察に出頭するかしないかは個人で選択することができます。

駐車違反をして出頭した場合

駐車違反をして警察に出頭した場合は、違反切符を切られて反則金の納付書が交付されます。そして点数がついてしまいます。

駐車違反をして出頭した際の罰則

放置駐車【駐停車禁止場所】 反則金:18000円
点数:-3点
放置駐車【駐車禁止場所】 反則金:15000円
点数:-2点
非放置駐車【駐停車禁止場所】 反則金:12000円
点数:-2点
非放置駐車【駐車禁止場所】 反則金:10000円
点数:-1点

※普通車の場合

駐車違反をして出頭しなかった場合

駐車違反をして出頭しなかった場合は、車の持ち主宛に弁明通知書と放置違反金の仮納付書が郵送されます。この時点で放置違反金を納付すると、駐車違反の罰則手続きは全て終了します。出頭しないと、違反責任者が不明で車の持ち主は違反者とは違うものと判断されます。そのため違反金の納付のみで罰則手続きは終了します。違反切符は切られず点数もつきません。

駐車違反をして出頭しなかった場合の罰則

放置駐車【駐停車禁止場所】 反則金:18000円
放置駐車【駐車禁止場所】 反則金:15000円
非放置駐車【駐停車禁止場所】 反則金:12000円
非放置駐車【駐車禁止場所】 反則金:10000円

※普通車の場合

駐車違反に納得いかない場合は弁明できる

また駐車違反に納得がいかない場合には弁明できます。ただ弁明する際には、下記の条件を満たしている必要があります。ちなみに弁明手続きとしては、郵送で弁明通知書を受け取って内容記載のうえ返送するだけで完了です。

弁明が認められる場合
(1)事実誤認等により違反が成立していない場合
(2)当該違反日において、放置車両の使用者でなかった場合
(3)当該車両に係る違法駐車行為が天災等の不可抗力に起因するなど、当該車両に係る違反を当該車両の使用者の責に帰すことが著しく相当性を欠くことが明らかである場合

引用:警視庁

駐車違反の罰金を支払わないと逮捕される?

駐禁 起訴されたら

画像出典:ratcliffe.house.gov

駐車違反の罰金を支払わないと裁判に発展する場合もあります。実際のところは不起訴となるケースが多いようですが、過去に起訴となったケースもあります。駐車違反の罰金支払いを拒否し続けると刑事事件として扱われ、最悪の場合逮捕されることもあります。

駐車違反金未払いで起訴になった場合

起訴が決定して有罪判決がおりてしまうと、逮捕状が作成されて後日逮捕されます。逮捕されると前科がつき、罰金刑や懲役刑が命じられます。

駐車違反金未払いで不起訴になった場合

不起訴が決定しても罰金の支払い義務は消滅しません。期日までに支払いができないと、資産が差し押さえられることもあります。

金銭的余裕が無い場合

金銭的余裕が無い場合には、警察署で事情を説明すると支払い期日が延長できるケースもあるようです。本当にお金に余裕が無い場合には相談してみましょう。なお、原則一括払いとなりますが、場合によっては分割も可能になることもあるそうです。

身代わり出頭で逮捕されたケースも

中には、免許停止処分を避けるために、違反した運転手ではない者を身代わりで出頭させたことで逮捕されたというケースもあります。2018年2月には、運送会社「シモハナ物流」の運転手が業務中に駐車違反。仕事に支障が生じるのを恐れ、別の社員を身代わりで出頭させたそうですが、なんと2015〜2017年の2年間で約20回の身代わり出頭を行なったとのこと。

もちろん、犯人隠避容疑で逮捕されましたが、駐車違反した際は素直に処分を認めましょう。

画像出典:youtube

駐車違反についての口コミ

駐車違反となる前に、駐車禁止の標識はないか確認するように心がけましょう。

まとめ

2006年に放置駐車違反が制定されたことで、現在駐車違反の取り締まりは厳しくなっています。駐車違反をしてしまった際には、慌てずに通知書の到着を待つことが鉄則です。ただレンタカーや友人の車などで駐車違反した際には、迷惑がかからないよう速やかに出頭しましょう。駐車違反の罰金支払いを無視すると、資産が差し押さえられたり逮捕されることもあります。駐車違反をしないよう心がけて運転しましょう。

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