忘れ去られつつあるコンセプトカー ランボルギーニ「アトン」を振り返る

 
コンセプトカーのみ開発され幻に終わったモデルはこれまで多く存在しますが、今回はランボルギーニで幻に終わってしまった「アトン」を振り返ってみます。

ランボルギーニ「アトン」

ランボルギーニ・アトン
初めてアトンが登場したのは1980年のトリノ・モーターショーで、ベルトーネのデザインによるボディーを身にまとって会場に姿を現しました。

ランボルギーニ・アトン
当時、ランボルギーニは深刻な財政上の問題を抱えており、ベルトーネがこのコンセプトカーを製作したのもそんなランボルギーニのイメージアップを図ってサポートしたともいわれています。

ランボルギーニ・アトン
ベースカーになったのはランボルギーニ・シルエット、搭載されるエンジンはミッドシップに横置きのV型8気筒3リッターエンジンで、4基のウェバー製キャブレターを組み合わせたそれは260馬力を発生しました。

ランボルギーニ・アトン
これに組み合わせられたトランスミッションは5速マニュアル、足回りについてはマクファーソン・ストラット形式を採用しています。

ランボルギーニ・アトン
このコンセプトカーの開発は比較的短時間で行われたようですが、特にインテリアについてはエクステリア以上に力を入れて開発されています。

ランボルギーニ・アトン
ヴェグリアが開発したデジタルメーター類は当時の技術水準を鑑みれば十分に先進性を感じさせるものでした。

ランボルギーニ・アトン
1本スポークのステアリングホイールもインパネのソフトパッドとデザイン上の統一感を持ちながら同色とされているため、見る角度によってはあたかも宙に浮いているようにも見えます。

ランボルギーニ・アトン
最終的にはこのコンセプトカーの製作に関する大きな理由となったランボルギーニの財政上の問題はベルトーネの想定以上に大きく、市販計画に移行することはありませんでした。

ランボルギーニ・アトン
その後、アトンは2011年にRMサザビーズのオークションにおいて約4,400万円で売却されています。

ランボルギーニ・アトン
売却後もアトンは登場当時の姿のまま維持されており、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステなどに展示されるなど、今でも時折、コンテスト会場に現れることもあるようです。

更に、コンクールなどに登場した際は実働する様子も公開されています。

記事参照元:motor1.com

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