洗車後に残る白い跡「イオンデポジット(ウォータースポット)」原因と除去方法を解説

 
洗車後に残るイオンデポジットやウォータースポットの原因、除去方法をご紹介します。洗車したのに白い跡や塗装の侵食や凹みができるていませんか? これはウォータースポットやイオンデポジットです。 イオンデポジットができる原因や簡単に除去できる方法をご紹介します。トイレ用洗剤のサンポールは使用できる...?

ウォータースポット・イオンデジポットの違い

イオンデポジット

画像出典:autogeekonline

洗車したはずなのに、塗装面に白い跡や黒い跡がついていて悩んだことがある方も多いと思います。

これはウォータースポットやイオンデポジットと呼ばれるものです。両者を明確に分ける定義はなく、実際にも見分けるのが難しく、場合によっては水の化学反応によってできた全ての汚れをウォータースポットと呼んだりもします。しかし厳密言えば、以下のように分けられています。

ウォータースポットとは?

crater

画像出典:autogeekonline

ウォータースポットは、酸性雨などが付着して水滴の部分が酸化したり、水滴が虫眼鏡の役割を果たして焼きついたり、クレーター状に凹んだ跡を指します。太陽の熱を受けて水分が蒸発しやすい、ボンネットやルーフ部分によく見られます。

しかし、現在では塗装の質がよくなったことから、ウォータースポットの発生がそれほど見られなくなってきているそうです。上記を正式な定義とするならば、最近の車で発生しているほとんどの汚れは、イオンデポジットということになります。

イオンデジポットとは?

イオンポジット

画像出典:vehicle-maintenance

あまり聞きなれないイオンデポジットという言葉ですが、これは簡単にいえば水分の乾燥跡です。

車のボディに付着する水は、大概の場合「純粋な水」ではなく、何らかのイオン成分やミネラル成分を含んだ水です。その水が乾燥によって蒸発すると、ボディにはミネラル成分だけが残され、これが白い跡となります。

注意しなければいけないのは、このイオンデポジットは堆積していくこと。同じ箇所で蒸発が繰り返されると、熱と成分で硬度が増していき取れにくくなっていきます。夏の晴れた日に洗車したりすると、水分がすぐに蒸発するためできやすかったりします。よく洗車は曇りの日にと言われるのはこれが理由です。

クレーター

画像出典:cbp-sp

イオンデポジットが進行すると、次は塗装表面が凹んでしまったクレーターという状態になります。イオンデポジットは、1度付着すると次からその部分に水が溜まりやすくなり、局所的に侵食されやすくなります。そうなると酸性雨の影響も受けやすく、ひどくなると陥没していき、症状が進行すると塗装に割れが生じてくることも。

軽度のクレーターであれば、研磨することである程度目立たなくなることもありますが、重度の場合は期待しない方がいいかもしれません。ひどい場合には、塗装のし直しになります。ただの水の蒸発痕がここまで影響を与えるとは驚きですね。

原因物質

では、イオンデポジットやウォータースポットの原因物質はなんでしょうか?

水道水

井戸水

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洗車の後に絶対に出てくる、という方は洗車に使用している水が関係していると考えてほぼ間違いありません。「白い跡が大量についている」という方のほとんどが、洗車場の水が井戸水であったり、硬度の高い工業用水だったりを使用しているという場合です。

ミネラル、ケイ素、塩素、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄などの無機物イオンなどが車のボディに残り、イオンデポジットやウォータースポットの原因となります。特に、日本の水道水の軟水にはケイ素を比較的多く含んでおり、それらができやすい傾向にあるため、洗車の後にきちんと車体を拭くのが対処法の1つです。

カーシャンプー、ウォッシャー液

イオンポジット

画像出典:flickr

カーシャンプーやウォッシャーもイオンデポジットの原因です。車を洗うためのものが原因になるとは何とも皮肉なものですが、これらは化学物質を多く含んでいるため、紫外線などの影響を受けやすく粘性がある分、固着もしやすくなっています。

ウォッシャーは雨の日しか使わない、カーシャンプーはなるべく曇りの日にして完全に洗い流すなど工夫が必要です。

ワックスやコーティング

イオンポジデット

画像出典:flickr

ワックスやコーティングには撥水性がありますが、油脂系の柔らかいものだったりすると簡単に流れていきます。油膜が劣化する前に洗車するなど、こまめな手入れが必要になりますので、それが面倒だという方はガラスコーティングをしてしまうことも考えましょう。

処置

ここからは、ウォータースポットやイオンデポジットができてしまった時の対処法をお伝えします。どちらの除去方法も基本的には同じです。

専用クリーナーで落とす

クリーナー

画像出典:chemicalguyscanada

イオンデポジットができてすぐの場合には、専用のクリーナーで落とすことができます。1回で落とそうとしても落ちない場合もあるため、根気強くクリーナーで薄くなるのを確認しながら磨きましょう。研磨するよりも、ボディに対して優しくイオンデポジットを落とすことができます。いきなり研磨せずに、まずは専用クリーナーで拭いてみましょう。

研磨する

研磨剤

画像出典:sonimaxcarcare

ウォータースポットも同様の対処法になるのですが、イオンデジポットの時間が経って硬化してしまったものに関しては、塗装面を侵食している場合があります。
その場合には、凹んだ塗装面を平らにするためにポリッシャーやコンパウンドを使って研磨をしましょう。

除去手順

洗車をする際、油分や汚れを落とした後に除去剤を使いましょう。除去剤を洗い流して拭き上げた際に、イオンデポジットが目立たないほど綺麗に落ちた場合には、研磨をする必要はありません。しかし、まだ残っているようでしたら、研磨をして洗車し拭き上げるという工程を重ねると良いでしょう。

おすすめのカー用品

イオンデポジット・ウォータースポット除去におすすめのカー用品をクチコミ情報と共にご紹介します。

カーメイト 本当によく落ちる水アカシャンプー

出典:youtube

RINREI(リンレイ) ボディークリーナー NEW水アカ一発!

出典:youtube

インフィニクス ブードゥーライド SILQ

出典:youtube

WSC 酸性特殊クリーナー

出典:youtube

サンポールでイオンデポジットの汚れを除去できる?

巷では、トイレ用洗剤のサンポールを使用するとイオンデポジットを除去できるという意見もあります。ただし、サンポールはほぼ塩酸が成分であるため、ちゃんと洗い流さないと鉄やステレンスといったパーツが劣化してしまう可能性があります。サンポールは、なるべく使用しない方が良いと言えるでしょう。その代わりに、キッチン周りのお掃除で活躍するクエン酸と重曹は、イオンデポジットの除去に効果的なので一度試してみる価値ありです。

メンテナンスは定期的に

何年も洗車をしない方もいる一方で、汚れに日々悩んでいる方も。イオンデポジットなど汚れをに落とすことは手間もかかりめんどくさいですが、綺麗に落とすと気分が良いですね。

まとめ

ウォータースポットやイオンデポジットは、洗車する時の水や雨など水分のミネラルが原因です。付着を未然に防ぐことは難しいため、もし付着してしまったら軽度のうちに除去してしまうのが1番適切な対策です。面倒臭いからという理由などでメンテナンスを怠り、コーティングの加工を一切しなかったりすると、余計にイオンデジポットができやすい状態をつくってしまいます。コーティングの加工に関しても、定期的にメンテナンスをするように心がけましょう。

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