フルサイズバンの元祖!初代フォード「エコノライン」の歴史を振り返る

 
日本では空前のミニバンブームで街でも多くのミニバンを見かけることが多いですが、海外ではミニバンより大きいサイズ「フルサイズバン」を街で見かけることが多いです。今回はそのフルサイズバン元祖ともいえる「フォード・エコノライン」の歴史を振りかえってみます。

現在もフォード Eシリーズとして4代目モデルが販売されているエコノライン。その初代モデルはキャブオーバーのスタイルと、写真のような愛らしいカラーリングとも相まってフォルクス・ワーゲン「Type2」やシボレー「コルベア・サポートバン」の良きライバル車として当時人気を集めたモデルでした。

フォード・エコノライン

初代エコノラインとは一体どんな車?

エコノラインはフォード・ファルコンをベースに1960年9月に、1961年イヤーモデルとして発表されました。車両のサイズもフォルクス・ワーゲン「Type2」の値を参考に検討されたともいわれており、ホイールベースもほとんど同格のサイズでの登場ではありまいた。なお、最初に登場したのはカーゴバンとステーションバスと呼ばれた『ウィンドウバン』で、それぞれリアシートの有りと無しが選択可能なことも特徴の一つで、最大乗車定員は8名のモデルまでをラインナップされていました。また、ピックアップトラックもバリエーションに加えられ、このモデルではリア車軸の上に75kgのカウンターウェイトを配置することでフロントヘビーにならないように重量配分を改善されるなど当時からしっかりと設計された1台でした。

フォード・エコノライン

エコノラインのエクステリアデザインは、1957年に登場したフォード・「テーマス 400E」を参考に行われました。フロントフェイスは異なりますが、ボディーサイドのデザインやキャラクターラインに共通性を感じるデザインとなっています。

フォード・エコノライン

またデザイン以外に搭載されるエンジンは、最初に登場したモデルではファルコン・シックスとも呼ばれた直列6気筒2.4リッターエンジンを3速マニュアルトランスミッションと組み合わせてフロントシート間のスペースに搭載され、リアタイヤを駆動しました。
その後、エンジンは排気量を拡大し1967年の生産終了までの間に2.8リッター、3.9リッターをラインナップしています。また、トランスミッションについてもマニュアルミッションに加えてオートマチックも用意していくなど時代に合わせて進化を遂げていきました。

フォード・エコノライン

現在でも使い勝手の良さから人気が高いフォード「エコノライン」ですが、初代モデルについても、初年度だけでも約3万台のバンと、6,500台強のステーションバス、12,000台程度のピックアップトラックと3,000台のカスタムピックアップが販売されるなどの上々な実績を収めました。

フルサイズバンの元祖

フォード「エコノライン」ですが、販売開始した1961年当初はType2と同格のサイズでしたが、2代目以降はモデルチェンジの度にボディサイズを大型化され、アメリカではエコノラインのことを「フルサイズバン」と呼ぶようになりました。今では大型バンのことを「フルサイズバン」と呼ばれていますが、この「フルサイズバン」という単語を作った元祖はエコノラインなんです。 ちなみに、日本のミニバンについては、シボレー「アストロ」が輸入された際に浸透した言葉です。

ミニバンと呼ばれるようになった理由

探せば、300万円台で購入することも可能かも!?

初代エコノラインはType2以上に日本では希少なモデルと思われますが、販売台数の少なさに比べれば市場価格はそれほど高騰しておらず、場合によっては300万円程度で見つけることも可能です。魅力的な価格帯ではありますが、そう簡単に販売車両が見つからないので購入したい方は海外のHPなど様々なところで探してみてください。また、古い車ではあるので、購入後のメンテナンスにおいては大変になる可能性は高く、本当に欲しいと思う方以外は中々手を出せない車です。

記事参照元:Hemmings Dialy
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