風邪の時に運転するのは飲酒運転並みに危険!?その理由や危険性を解説

 
風邪を引いた状態で運転してはいけない理由を解説!風邪を引いてしまった日、風邪薬を飲んで運転してませんか?やむを得ないケースも少なくないとは思いますが、実は交通違反になる可能性もあります。今回は風邪をひいて運転するリスクについてまとめてみました。

風邪薬の眠くなる作用は、ビール2リットルを飲むのに匹敵

風邪をひいて熱が出て、体がだるいだけではなく、頭も回らないなんてことは誰もが一度は経験していますよね。もしそんな状態で運転をしたら危険だということは考えれば分かるところですが、仕事などやむを得ずに運転をしてしまっている方がほとんどではないでしょうか?

風邪時の運転は飲酒運転に匹敵

しかしそんな状態での運転は、皆さんが思っている以上に危険なことをご存知でしょうか?
その危険性がどれ程になるのか、英カーディフ大学のアンディ・スミス教授が風邪をひいた男女を対象に、物事に対する反応時間や注意力などの調査実験を行い、検証を行いました。

飲酒時の反応時間 0.015秒の遅れ
風邪をひいている時の反応時間 0.036秒の遅れ

また、風邪をひいている時の注意力は、体調がよい状態と比べ1/3に低下することも明らかになりました。

この調査結果からアンディ教授は、風邪をひいている時の運転の危険性が、なんとビール約2リットルを飲んで運転をするのに匹敵すると見解をまとめました。実際にはイギリス人が被験した実験のため、日本人との体格差や個人差を結論として考慮する必要がありますが、風邪をひいている時の運転は危険ということは理解しておきましょう。

くしゃみをすると3秒間の前方不注意に

その他風邪の時に注意をしなければいけないのは「くしゃみ」です。実際に運転をしている時にくしゃみをしてヒヤッとした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?その危険性について、アンディ教授は「くしゃみをすると約3秒間は前方を見ないことになる」という見解を発表しています。確かに、くしゃみをする時には目を閉じていますよね。この3秒を距離換算すると「時速60kmの走行で約50m移動」となり、前の車に十分に追突してしまう距離となります。ましてや、両手をハンドルから離して口元に持っていってしまうなんていう場合には、追突回避も出来ず大事故になってしまう可能性も考えられます。
体の怠さからくる運転判断への影響だけではなく、こんな刺客も潜んでいるのです。

くしゃみは3秒の前方不注意

風邪を引いている時の運転での危険体験談

ここまで風邪の時に運転を行うことの危険性について説明をして来ましたが、これまで実際に何も起きてないから大丈夫と思っている人も多いでしょう。
しかし、実際に風邪時の運転にて危険を犯している人は少なくありません。

風邪薬で道路交通法違反になってしまうことも!?

風邪薬には眠くなる成分が含まれているということは多くの方がご存知かと思います。実際に服用すると十分に睡眠をとっているのに、ものすごく眠くなるという経験は一度はあるのではないでしょうか?
その状態での運転が危険なことは言うまでもありませんが、場合によっては道路交通法違反になってしまう可能性があるのです。

というのも、あまり知られてはいませんが道路交通法には「過労運転などの禁止」という項目があり、過労や病気、薬の影響で正常に運転できないおそれがある場合には運転を行ってはいけないとい内容の記載があります。

この薬の影響に風邪薬の眠くなる成分も含まれ、もし取り締まりを受けた場合には、「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」が課せられる可能性があります。実際にはかなり稀なケースではありますが、薬を服用した状態で事故や問題が起きてしまった際には罰の対象となるケースがあります。できる限り薬を飲んだ状態での運転は控えるように心がけましょう。

風邪薬の服用は交通違反に

まとめ

今回風邪をひいてしまっている時の運転の危険性についてまとめましたが、風邪をひいている時に運転する行為自体は交通違反ではないので、あまり意識してこなかった内容が多かったのではないでしょうか?実際にアンディ教授の調査では、風邪をひいている時の運転の危険性について、事前に知っておくだけでも危険性の回避や軽減が見られたということもまとめられています。
体調が優れない時には、判断能力の低下の危険性を思い出し、極力運転はしない、またどうしても運転しなければいけない時にはその意識を高めて安全運転を心がけるようにしましょう。

画像出典:photo-ac.com

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