“マイナーチェンジ”と”フルモデルチェンジ”の違いとは?中古車市場への影響

 
今さら聞けない”マイナーチェンジ”と”フルモデルチェンジ”の違いをご紹介!各自動車メーカーが新型モデルを発表する際に使用される2つのワード。でも、モデルチェンジの違いがわからない...そんな方のために、今回はそんなモデルチェンジを解説します!

フルモデルチェンジ

「フルモデルチェンジ」とはその名の通り現行モデルから一新されるということを意味しており、ボディのデザインから性能スペックまで大規模に変更が施されます。日本でのフルモデルチェンジは各メーカーとも4年〜6年のサイクルで行われることが多く、商用車に関しては7年〜8年の間でフルモデルチェンジが施されます。なお、販売台数の売れ行きや各メーカーの計画によってもモデルチェンジのタイミングは変動してきます。
最新モデルに乗れるということで購入者にも大きなメリットがありますが、新しい性能も搭載されているゆえに機能面で不具合が起きる可能性も大きいという不安要素も多少あり、場合によってはリコールを発表されることもあるので、もしフルモデルチェンジ車を購入する際はその点を配慮して購入を検討した方が良さそうです。

フルモデルチェンジ
▲フルモデルチェンジした5代目エブリイ(手前)

画像出典:wikipedia

マイナーチェンジ

「マイナーチェンジ」はボディや性能をすべて一新するフルモデルチェンジとは違い、競合メーカーとの競争力を保つ目的でパーツの一部分を改良することを意味します。主に外装ではテールランプやバンパー、フロントグリル、アルミホイール等を変更させることが多く、内装ではステアリングホイールやメーターデザイン、シート素材の変更、カーナビ機能をアップデートすることが多いようです。
また、マイナーチェンジのもう一つの目的として、フルモデルチェンジ時に不安定だった部分をマイナーチェンジで改善、向上させることもあります。

マイナーチェンジ
▲マイナーチェンジした日産キャラバン(左)

画像出典:wikipedia

フェイスリフト

「フェイスリフト」はその名の通り「美容整形」の意味を持ち、主に車の顔となる外装部分の改良を加えることを指す場合が多いです。つまり、フェイスリフトモデルは現行モデルから顔つきが変わるということになります。日本においてはあまり聞き慣れないですが、この表現は主にアメリカを中心とする海外車両のマイナーチェンジの際に使われることも多いです。
フェイスリフトモデルを投入する目的としては、新型モデルを投入する前にフェイスリフトモデルを投入させて市場やユーザーがどんな反応するのか見極める意味もあるようです。また、販売台数や中古車価格の段落ちの役目もあり流通量を増やす工夫としても利用されています。

フェイスリフト
▲フェイスリフト前のヒュンダイ・クーペ

フェイスリフト
▲フェイスリフト後のヒュンダイ・クーペ

画像出典:bimmertoday

モデルチェンジによる中古車の変化

モデルチェンジをすることによって、中古車市場に大きな影響を与えます。
新型モデルが登場することで必然的に旧モデルの価格が下がるため、安く車を購入したい場合はモデルチェンジされた旧モデルが狙い目となります。またディーラーの場合、モデルチェンジが発表後に旧モデルの在庫は処分したいため安く売りたいという思いもあります。そのため、ディーラーとのやり取りでも大幅な値引き交渉もできる可能性が高いのでモデルチェンジが発表される前後での購入がオススメです。
その反対に車の買取を行う場合はモデルチェンジ前に買い取ってもらうのが望ましいです。ただし、投入された直後の新型モデルよりも旧モデルのほうが人気が高くなる場合もあり同時に価格も上がるケースもあります。そのため、車の買い替えを考えている方はモデルチェンジが投入される前とあとでは価格に大きな変化があるので、まめに市場をチェックすることが必要です。

マイナーチェンジ

画像出典:bimmertoday

モデルチェンジに関するユーザーの声

フルモデルチェンジした最新モデル

日産「セレナ」※2016年9月モデルチェンジを発表

日本でも人気の高い日産のミニバン「セレナ」は今年の8月頃にフルモデルチェンジ発表するとのことです。パワートレインには2.0リッターガソリンエンジンと2.0リッターガソリンエンジン+マイルドブリッドの2種類を用意し、Vモーションと呼ばれるVの形を施したフロントグリルを中心にヘッドライト部分のデザインが変更されるとのことです。

日産セレナハイウェイ スターSハイブリッド

画像出典:wikipedia

ホンダ「フリード」 ※2016年9月モデルチェンジを発表

ホンダの「フリード」は8年ぶりにフルモデルチェンジされると発表されており、発売日は今年の8月とのこと。フロント部分ではフィット又はステップワゴンと近いデザインになるそうで内外装ともにスポーティーかつスタイリッシュな一台となります。

ホンダ フリード

画像出典:wikipedia

スズキ「スイフト」 ※2017年1月モデルチェンジを発表

スズキのコンパクトカーの代表的モデル「スイフト」が7年ぶりのモデルチェンジを予定。新型モデルではハイブリッドモデルもラインナップされることが発表されています。

3代目スイフト

画像出典:wikipedia

スズキ「ワゴンR」※2017年2月モデルチェンジ

スイフトと並び長きに渡りスズキの販売台数を押し上げ続けている軽自動車「ワゴンR」も6代目となる新モデルを発表。軽でもハイブリッドを合言葉に、燃費は軽自動車ナンバーワンとなる33.4km/Lを達成しています。

ワゴンR

画像出典:suzuki

日産「マーチ」※2016年にモデルチェンジ発表!国内販売は2017年中を予定

日産「マーチ」も5代目となるフルモデルチェンジを予定。国内のみならず海外(特にヨーロッパ)では「マイクラ」の名で人気が高い1台だけあって注目が集まります。なお、国内販売は2017年と予想されております。

日産 新型マイクラ

出典:nissan

既存のモデルの人気を維持しつつも新たなユーザーの獲得を狙って各メーカーのタイミングにより施されるモデルチェンジですが、新しい機能やスタイルを確立するのもまた難しいとされています。それでも今後もどんなモデルチェンジが繰り広げられるのか、各メーカーの今後の動向も楽しみです。

日産「リーフ」※2017年9月にフルモデルチェンジ

世界を代表するハッチバックスタイルの電気自動車「リーフ」も初のフルモデルチェンジ。国内初の導入となる自動駐車システム「プロパイロット パーキング」、アクセルペダルのみで発進や停止動作を行うことが可能な「e-Pedal」、自動運転システム「プロパイロット」など、技術の日産が本気を出した一台として話題となっています。

画像出典:youtube

その他モデルも、近々モデルチェンジを予定しているモデルは多数


▲トヨタ「センチュリー」


▲トヨタ「スープラ」


▲ホンダ「S2000」

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