“リアスポイラー”で強烈な存在感を示した名車 10選

 
スポーツカー等に装備されるケースが多い"リアスポイラー"。その役割は空力性能を向上させることが目的ですが、それ以外にも各自動車メーカーデザインに趣向を凝らす部分でもあります。今回はリアスポイラーで抜群の存在感を示した車を一挙紹介していきます。

リアスポイラーを装着しているスポーツカーを振り返り、過去に登場したモデルの中でも特に存在感抜群なリポスポイラーをつけた10台を紹介していきます。

1985年式 ランボルギーニ・カウンタック LP500S

1985年式ランボルギーニ・カウンタック LP500S

カウンタックに、メーカーオプションとしてリアスポイラーが設定されたのは1980年代中盤です。この車のスポイラーやオーバーフェンダーなどのエアロ類はウォルター・ウルフが特別に作らせた通称“ウルフ・カウンタック”がモチーフになっていると思われます。
実際の効果としては重量増やフロントリフトの問題などもあったようですが、迫力という点では十分にその役割を果たしています。

1995年式 ポルシェ 911 GT2

1995年式 ポルシェ 911 GT2<

993ターボをベースに、前後のオーバーフェンダーをリベット留めしたGT2、そのリアスポイラーも993ターボのものとは全く異なります。スポイラー左右にはインテークダクトも設定され、993 RSのリアスポイラー以上の迫力です。

1970年式 プリムス・スーパーバード/ダッジ・デイトナ

1970年式 プリムス・スーパーバード/ダッジ・デイトナ

NASCAR参戦にあたり、オーバルコースでのダウンフォースの確保を目的に、延長されたフロントノーズと巨大なリアスポイラーを持つレーシングカーをそのままロードゴーイングバージョンに仕立てた車がスーパーバードです。5m60cmを超える長さの車体は、前後オーバーハングも長大です。
リアのゴールポストウイングは、150cm以上もの高さまでそびえ立っています。

1992年式 フォード・エスコート・コスワース

1992年式 フォード・エスコート・コスワース

WRC(世界ラリー選手権)参戦マシーンであるフォード・エスコート・コスワースも巨大なリアスポイラーを装着しています。
その形状は80年代後半のグループAレースで活躍したシェラRS500と共通のものです。海外ではテキサコカラー、日本ではピューミニトランピオカラーなどで活躍しています。
このエスコート・コスワースをデザインしたのはイアン・カラム。この方も色んな種類の車のデザインを手がけています。

1993年式 トヨタ・スープラ

1993年式 トヨタ・スープラ<

80スープラのリアスポイラーも高さのある大きなものです。70スープラのリトラクタブルライトから固定式へ、ボディーも局面を多用したグラマラスなものへと変化しています。筆者もシルバーのボディーカラーにボルクレーシング・グループCVプロ18インチを装着したユーズドカーを購入しようか悩んだ時期がありました。センターコンソールの空調吹き出し口が、TRUSTの52mm径のメーターを埋め込むのに丁度良い大きさでした。
F40の存在が無くても、このリアスポイラーで登場したのか?と感じたりもしました。

2016年式 ダッジ・バイパー ACR

2016年式 ダッジ・バイパー ACR

リアタイヤの太さはマシンのパフォーマンスに比例する!?リアタイヤの太さランキングでもランクインしたダッジ・バイパー ACRがリアスポイラーの派手さでも選ばれています。
このリアスポイラー、幅だけでも1,876mmもあり、285km/hの最高速付近では1トンものダウンフォースを発生するそうです。

1998年式 スバル・インプレッサ 22B-STi

1998年式 スバル・インプレッサ 22B-STi

名車、22Bも取り上げられています。インプレッサWRC97のロードゴーイングバージョンともいえるこの車、リアスポイラーもワークスカーとほぼ同形状のものを装着していますので伊達や酔狂ではありません。
WRカーの形はこの後、GDB型でバーチカルフィン付きのスプリッターウイングへと進化しています。ドリフトアングルがついた際にも整流してリアスポイラーの効果を上げるためにフィン付きになったと記憶しています。他メーカーのスポイラーにも影響を与えました。

1990年式 メルセデス・ベンツ 190E 2.5-16 エボリューションⅡ

1990年式 メルセデス・ベンツ 190E 2.5-16 エボリューションⅡ

今や伝説と化したレース用ホモロゲーションモデル 190E2.5-16 Evo2の記事でも取り上げた190E 2.5-16 エボリューションⅡ、ホモロゲーションモデルとしてわずか500台だけ製造販売されたこのモデル、エボリューションⅠでも大きめのリアスポイラーだったところ、更に高さを増したリアスポイラーとオーバーフェンダーなどを装着し、DTMマシーンばりの迫力を加味しています。

1972年式 BMW 3.0 CSL

1972年式 BMW 3.0 CSL

1970年代のツーリングカーレースへの参戦を目的に、ベースモデルとして手作業で作られたロードゴーイングバージョンがこちらのBMW 3.0 CSLです。この伝説的なモデルは昨年もオマージュモデルが作られるなど、今でも多くの方の印象に残っています。
日本では「サーキットの狼」の流石島レース編におけるピーターソンの愛車として有名です。

フェラーリ F40

コルベット F40

このリアスポイラーのデザインは、他メーカーや社外品にも大きな影響を与えたと感じます。高さと幅がありながらも全体のデザインの中で浮いていることもなく、下品に感じないのはさすがフェラーリ、そしてそれをデザインしたピニンファリーナのセンスを感じます。

その他リアスポイラーのクチコミ情報

https://twitter.com/kuroviwa/status/871157350110867456

ここで紹介されなかった車両でも、当時としてはR31スカイラインGTS-Rが登場した際はそのリアスポイラーの大きさに驚きましたし、FD3Sに乗っていた際は、RE雨宮の通称“湾岸スポイラー” こと「リアスポイラー・タイプⅠ」などにも憧れました。
*海外での車名や販売年などについては記事参照元の情報を、日本における車名などは一般的な名称を用いています。

リアスポイラーとリアウイングの違いって?

記事参照・画像出典:ROAD & TRACK

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