3.11大震災を乗り越えた名車 カローラ・クーペ1400SR。持ち主の元に戻る

3.11の東日本大震災で最も大きな被害にあった地域の1つである宮城県南三陸町。
あれから5年の時を経て、津波で流された往年の名車「カローラ・クーペ1400SR」が、全国の自動車愛好家達の支援により無償で修理され持ち主の元へ帰ってきました。
トヨタ カローラ 1400SR
▲カローラクーペタイプ 1400SRは71年製で、わずか1年間の販売であった為、今なお希少価値の高い名車です。

そんな数少ない名車の持ち主は、南三陸町に住む渡部正行さん。
23歳の時にタクシードライバーとして働きながら約75万円の大金を払い、やっとの思いで「カローラ・クーペ1400SR」を購入したそうです。
その思いもあってかクルマを震災が発生した2011年までの39年もの間、メンテナンスを怠らず大切に乗り続けられていました。
しかし5年前の3月11日に発生した東日本大震災によって自宅は崩壊し、1400SRもおよそ30メートル流されエンジンが動かなくなってしまっていたそうです。

カローラ 1400SR トヨタ
▲震災直後の状況。津波に流され、がれきに埋もれてしまっています。

渡辺さんは一度愛車の廃車を決断までしていましたが、がれき撤去ボランティアに南三陸町を訪れていた自動車愛好家達からの修理の申し出を受け、1400SRの修理を依頼。5年の歳月をかけて、1400SRは奇跡の復活を遂げました。

カローラ 1400SR
カローラ 1400SR

修理に協力してくれた人たちに見守られる中、5年後の3月12日に引き渡されることになった『奇跡のカローラ』。
多くの協力者によって実現した1400SRの復活に、所有者の渡部さんはもちろんのこと、その場にいた全ての人が感動に包まれました。

カローラ 1400SR トヨタ
▲返ってきた愛車のナンバーは、記憶に大きく刻まれた「・311」に。

動画

未だ被災地の復興は道のり半ばではありますが、このような心温まるストーリーは元気を与えてくれますね。
奇跡的に復活を遂げたカローラ1400SRの走りが、被災地を少しでも明るくしてくれるといいですね。

画像出典:youtube
記事参照元:yomiuri

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