コンセプトカーだけでは惜しい!市販化を実現してほしい車 10選

 
コンセプトカーとしてお披露目されても市販化まで至らず、日の目を見ずに忘れ去れてしまっている車は多数あります。そんな今回は、中でも抜群のデザイン性・性能を誇り、是非市販化にこぎつけて欲しかったモデルをご紹介していきます。

サリーン「S5S ラプター」

サリーン S5S 01

サリーン「S5S ラプター」は、2008年に登場しました。「サリーン」は2000年代前半よりS7を発売していましたが、それと比較してより一般的なデザインとなっており市販型の登場が期待されていました。
「S7」ではV型8気筒7リッターエンジン、「S5S」ではV型8気筒5リッタースーパーチャージャーを搭載し、出力は650馬力とアナウンスされました。エクステリアについてはイタリアンスーパーカーのような雰囲気と「ロータスエボーラ」のようなヘッドライト周りの雰囲気を持ち、このまま市販出来そうにも見えましたがサリーン自体の財務状況の悪化により計画は取りやめになったようです。

タイヤはフロントが275/35R20、リアが315/35R20とされ、それにフロントブレーキシステムは15インチディスクに6ピストンキャリパー、リアは13インチディスクに2ピストンキャリパーの組み合わせ。アメリカンスポーツカーながらストッピングパワーについても十分な装備を検討していただけに、登場していたらそれなりの評価を得られたかもしれません。

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フォルクス・ワーゲン「W12ナルド」

VW W12ナルド

「W12ナルド」は、W型12気筒6リッターエンジンを搭載して開発されました。出力600馬力を搭載したコンセプトカーは、2002年2月23日にナルド・サーキットにて行われた24時間の高速耐久テストにおいて、総走行距離7,740.576km、平均時速322.891km/hを達成しています。
車両開発で得られたデータなどは、ブガッティ「ヴェイロン」に活かされています。ナルド・サーキットは、ルーフCTRが1988年に時速342km/hを達成した際のコースとしても知られています。こちらの「W12ナルド」は最高速350km/hとアナウンスされていました。

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ブガッティ「ガリビエール」

VW W12ナルド

ブガッティの4ドアセダンとして2009年に発表されたコンセプトカー「ガリビエール」。「ヴェイロン」と同じW16気筒エンジンを搭載した車体は写真から受けるよりも大きく、サイズも車格もロールスロイスを超える車両として計画されました。しかし、販売した場合の市場予測や、「ヴェイロン」と双方をサポートするのは厳しいと判断され、最終的にはプロジェクトがキャンセルになったようです。販売予想価格は1億3千万円と、「ヴェイロン」と比較してお得?な価格になると予想されていました。

現在、同社で開発中のモデルは「シロン」のみで、この高級セダンが登場する見込みは無いとの発表をされていましたが、最近になって開発が進められていることが噂されています。

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キャディラック「シックスティーン」

キャディラック・シックスティーン

こちらのキャディラックは16気筒エンジンでもV型です。ただし、排気量は13.6リットルとトラック用エンジン並みです(あちらはほとんどがディーゼルエンジンですが)。このコンセプトカーは、同社により1930年に開発された世界初のV型16気筒エンジンへのオマージュを込めて作られ、2003年に姿を現しました。
出力は1,000馬力とアナウンスされており、巨大な排気量とも相まって燃費もかなり悪いのではないかと思いますが、その点は4から16気筒の気筒休止システムにて対応する見込みでした。原油の輸出も解禁したアメリカですので、このところの原油安もあわせて考えますと多少は復活の目もあるかもしれません。

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クライスラー「アトランティック」

クライスラー・アトランティック

クライスラーは同じ1930年代でもエンジンではなくデザインテイストを現代に蘇らせようとしました。1995年のデトロイト・オートショーに登場したこの車は直列8気筒4リッターのエンジンを搭載しています。このエンジンは、ネオン用の直列4気筒2リッターエンジンを2つ繋げて作られており、出力は360馬力とアナウンスされました。記事から推察すると「エンジンを2つ一緒に搭載し」とも読めることから、単純に繋げてクランクシャフトの中間にギアを装着し、センターアウトプットにて出力を取り出していたのか?とも考えられますが今となっては不明です。

マイバッハ「エクセレロ」

マイバッハ・エクセレロ

マイバッハ「エクセレロ」は2005年に登場しました。マイバッハ「57」をベースに開発されたこの車は2ドアクーペで、この巨大な車体ながらも乗車定員はわずか2名の贅沢さです。エンジンはV型12気筒5.9リッターをツインターボで過給することにより、出力691馬力を誇りました。これによりこの重量級クーペを350km/hまで加速します。

その後、この車両は実際に販売されましたのでコンセプトカーと呼ぶべきか微妙ですが、生産台数が僅か1台に留まっていることから今回の10選にも選ばれたのかもしれません。販売価格は現在のレートで9億6千万円となっています。ワンオフが殆どのコンセプトカーの値段として、これが高いのかどうかは、他のコンセプトカーが市販されていないので比較のしようがありません。

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メルセデス・ベンツ「Ener-G-Force」

メルセデス・ベンツEner-G-Force

2012年のロスアンゼルス・オートショーで披露されたのがメルセデス・ベンツ「Ener-G-Force」です。未来のGクラスワゴンをイメージして作られたこのコンセプトカーはパワートレインを燃料電池仕様としており、航続距離は約800kmを実現する予定です。

有名芸能人が乗っていることなどから無骨さの中にも高級感をも感じさせる現行Gクラスと比較して曲線を多用したエクステリアデザインは全く別物のような雰囲気ですが、それがあくまでも「コンセプト」に特化したモデルらしい姿なのかもしれません。しかし、最近になり突如2019年に登場が噂され始めました。

MINI「クーパー・ロケットマン」

MINIクーパー・ロケットマン

2011年のジュネーブ・モーターショーで発表されたのが「MINIクーパー・ロケットマン・コンセプト」です。このショートホイールベース版MINIともいえるようなコンセプトカーは実際に市販の可能性を検討中という噂もあり、このところのMINIのラインナップ増加を見ていますと、将来的な可能性としてはそれも十分に考えられます。今回登場するコンセプトカー群の中でも市販型の登場の可能性が残っているモデルとして楽しみです。

マセラッティ「バードケージ」

マセラッティ・バードケージ

2005年のジュネーブ・モーターショーで披露されたのがこちらのマセラッティ「バードケージ」です。このモデルは、レースカーとして50年前に活躍をしていたマセラッティ「ティーポ63」を現代によみがえらせるべく開発されたこのコンセプトカーとなり、マセラッティMC12用のカーボンファイバータブにV型12気筒6リッターを搭載し、出力は700馬力以上となる予定です。

デザインはピニンファリーナによって行われ、乗車の際には上部カウルを持ち上げて乗り込みます。モデル名である「バードケージ=鳥かご」はティーポ63に使用されていた鋼管スペースフレームに由来すると思われますが、このコンセプトカーでは強固なカーボンファイバータブを用いていますので、現代の安全基準もクリア出来るかもしれません。

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スパイカー「D12 Peking-to-Paris」

スパイカーD12 Peking-to-Paris

スパイカー「D12 Peking-to-Paris」は2006年のジュネーブ・モーターショーにて披露されています。

このコンセプトカーは、「C8ラヴィオレット」に続き、高級SUVとして市販化を目標に開発されました。エンジンにはアウディからW型12気筒6リッターエンジンの供給を受け、出力500馬力のAWDモデルとなる予定でした。
発表時には、数年以内に市販化予定とアナウンスされていましたが最終的にはそれもかなわず、2014年のスパイカーの倒産とともに幻となっていました。しかし、今年見事復活を果たし、このコンセプトモデルをベースとしたSUVを現在開発しているという噂が上がっています。

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まとめ

筆者の個人的な要望としては1995年の東京モーターショーで披露された「マツダ RX-01」を是非、市販して欲しかったところです。デザインテイストは最終的にRX-8に受け継がれたのだと思いますが、メルセデス・ベンツのCカー、C291のようなフロントの造形はまさにロータリーエンジンのコンパクトさを視覚的にもアピールしており、市販型でも実現されるか楽しみにしていたものです。

記事参照元:
ROAD&TRACK

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