メルセデス・ベンツ 来年の発売に向けてGLCのFCVバージョンを開発中

メルセデス・ベンツのR&Dを担当するThomas Weber氏が、AUTOCARの取材に対し「来年の発売に向けてGLCのFCVバージョンを開発中」であることを明らかにしました。

メルセデス・ベンツ GLC FCV

航続距離については480キロを目標にしているそうです。この分野で先行しているTOYOTA Miraiの航続距離がおよそ600キロですので、それに比べるとまだ劣りますが今後の改良に向けて鋭意取り組んでいると予想されます。

メルセデス・ベンツ GLC FCV

モーターなどのユニットについては開発中のEVやハイブリッドモデルとも共用できるようにモジュール式とされるようです。これにより量販効果によるコスト削減や、開発リソースの集中による開発期間の短縮なども実現される見込みです。

メルセデス・ベンツ GLC FCV

水素タンクへの補充にかかる時間は約3分程度となる見込みで、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン搭載車とそれほど変わらないようです。

ただし、水素燃料ステーションの整備状況はより重要な課題となっています。現状では確保する必要のある敷地面積や高額な建設代金などからEVステーションに較べて大幅に遅れており、普及にはこちらの問題の解決が必要です。

メルセデス・ベンツ GLC FCV

メルセデス・ベンツは以前からBクラスベースのテスト車両にてFCVの開発を実施してきました。

このモデルは航続距離400キロを目標に、カーボン製の水素燃料タンクと35kWhのリチウムイオン電池を搭載して開発されいます。ここで得られた知見は当然、GLCのFCVバージョンにも、活用されるはずです。

メルセデス・ベンツ GLC FCV

FCVについてはHONDAもFCXクラリティでの長年の研究成果を基にした市販車を、年内にも登場させる見込みです。

「ニワトリが先か、卵が先か」という論議もありますが、台数の増加に期待して水素燃料ステーションの整備が進むことと、燃費などからそれをガソリン代相当に換算すると意外と安くない燃料(水素)代金も安くなることを期待します。

 

 

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