【車検編】維持費も考えてかしこく中古車購入する方法を徹底解説

 
車検を考えて中古車を賢く購入する方法をご紹介!車に乗っていると2年毎(社用登録車は1年毎)にやってくる…それが”車検”です。頭に入れておかないと、思わぬ出費となり家計を圧迫しまった経験をお持ちの方もいるはず。そんな今回は、車検に関してまとめました。

車検はなぜ必要?

車検

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日本では公道を走行する際に、ナンバープレート、車検証(自動車検査証)、車検ステッカー(検査標章)の3点が必要と法律で義務付けられています。
その中で、車検および車検ステッカーにおいては2年という有効期限があり、有効期限前にその都度車検を受けて、車検証を交付してもらう必要があります(新車購入時は3年の有効期限)。もし有効期限を過ぎてしまうと、道路運送車両法によりその自動車は公道走行できなくなります。

もし、車検が切れた車を公道で走行すると、以下の処罰がされることもあります。そのため、適当に車検を対処してはいけません。

罰則 ・無車検車走行で30万円以下の罰金
・自動車損害賠償保障法違反により50万円以下の罰金
・90日の免許停止処分

車検が2年間の理由

なぜ車検が2年間なのか?と疑問を持っている人も多いかと思います。車検が2年に1度設けられる理由としては、車の何らかの不具合が生じやすい期間が2年であるとされています。少し釈然としない説明ではありますが、実際に2年間という短いスパンで車検を行うことで、例えばヘッドライトの電球が切れてしまったり、ブレーキパッドが減っていてブレーキが効かなくなるなど、致命的で危険な車の不具合は少なく抑えられる、という考え方に基づいてるのです。

しかしその一方で、最近の車は昔とは違い車自体の性能が格段に良くなり壊れることは少ないため、もっと期間を延ばしてもいいではないか?という声も挙がっている事実もあります。しかし、それでもなぜ2年間の期間の設定を継続しているかというと、車の整備に携わる業界の人の収入減につながってしまうという背景もあり、期間延長にストップがかかっているという裏事情もあるようです。

車検っていつから受けられるの?

車検は、期限満了の1ヵ月前から受けられること可能であると一般的に知られていますが、実際には1ヶ月以上前まで前倒しをして受けることも可能です。厳密なルールとしては、車検が切れる前に更新を行えば問題がありません。

しかしだからといって1ヶ月以上前に車検を通すのは、更新の月を前倒してしまうことになります。
前述の通り、車検の満了期限は完了の日から換算して2年間が期限であることから、例えば期限満了の2ヶ月前に車検を行うと、前回行った車検が23ヶ月分の状態で更新されます。前倒した分だけ損をしてしまうことになります。こうした損が出てしまうことから、どうしても時間が無い場合には仕方ありませんが、基本的には1ヶ月前からの手続きを行う方が望ましいのです。

また、期限の1週間前や期限満了の直前に更新をしようとすると、車検の予約が取れなかったり、書類が間に合わなかったりと、様々な理由でバタつく可能性も考えられます。必ず期間に余裕を持って車検を受けるようにしましょう。

車検にはどのくらい時間ってかかるもの?

通常、指定工場で車検を依頼すると2〜3日ほどの期間が必要ですが、車検専用のフランチャイズ店で申し込むと、点検または検査のみで30分〜1時間程度で終わらせることができます。この短時間で完了できる車検はスピード車検と呼ばれており、各部門に毎に複数の作業員が車の点検を行うため、このスピード感が実現できるのです。

しかし、点検の際に部品交換・取り寄せが必要な場合には、指定工場と同様に数日かかってしまうこともありますので注意が必要です。どの業者で車検を行うにしても2〜3日かかるということを念頭においておくのが望ましいでしょう。

[注意]車検には自動車納税証明がかならず必要

車検を受ける際には、車検証、自賠責保険証、自動車納税証明書が必要となります。
この自動車納税証明書とは、自動車納税支払いの有無を確認するための証明証です。自動車税納税通知書と同封され、毎年5月に自動車納税事務所から送られて来ます。この自動車納税証明書を万が一紛失してしまった場合は、自動車税管理事務所(または県税事務所)で再発行の手続きをしなければいけません。また、2015年4月より納税証明書の電子化がスタート(一部県を除く)し、以下の条件に満たした者は納税証明書を省略して車検を受けることが可能となりました。

納税証明書が省略される条件 ・自動車税を滞納していないこと
・自動車税を納付してから、3週間は経過していること

※軽自動車・小型二輪自動車は省略外となります。
※新規登録した自動車(翌年の4月初旬までに車検を受ける場合)は、納税証明書が必要です。

車検にかかる費用ってどのくらい?

車検

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肝心の車検費用は、車種や車の状態、車検を出す場所にもよりますが、一般的な相場としては5万円~15万円ぐらいと言われています。相場の金額に開きがありますが、これはディーラーが提供する車検は高額になるケースが多いからと言われています。
車検の費用の仕組みは以下の通りです。基本的に車検の費用は、『法定費用+整備代』の2項目で決まります。それではこの各料金について見てみましょう。

法定費用

法定費用は、その名の通り法律で定められた費用です。従って、この費用に関してはどこで車検を出しても同じ料金です。この法定費用の内訳は、『自動車重量税+検査手数料(印紙代)+自賠責保険』となっています。所有する車種や重量などで変動しますが、どこで車検を受けても一定の金額となります。軽自動車や小型車の維持費が安いと言われているのには、これが関係しています。また、最近よく耳にするエコカー減税ですが、それは自動車重量税への減税措置となっています。
法定費用ですが、小型車で5万円程度と考えておけば良いでしょう。
法定費用

整備代(車検基本料)

車検の費用が変動する大きな原因となっているのがこの整備代です。この費用は、車検を出す場所によってそれぞれ金額が変わってきます。

この金額の差には、店舗ごとの単価の差もあるとは思いますが、検査項目にも大きな開きがあることも考えられるため、一概に金額が高いからいけないというわけではありません。正確な検査をしてほしいのか、最低限の検査でいいから安くしたいなど状況から判断をされるのが望ましいかと思います。

車検の種類

ディーラー車検 自身のブランドの車を触るので、整備レベルとしては非常に高いですが、料金が割高になるケースが多い。
車検専門フランチャイズ車検 料金や整備項目が均一の場合が多く、専門だけありプロが対応をしてくれます。有名なところではコバックなどがあります。
民間整備工場車検 町の整備工場にあたります。金額もサービスも受ける場所によっても大きく変わってきます。
ガソリンスタンド車検 安価で車検に出すことが可能。しかし、プロのスタッフがいないこともあり整備レベルは他の物と比べると低い。
ユーザー車検 書類の作成や検査ラインまですべてを自身で行うのでとにかく安く済ませることが可能。しかし、手間はかかります。
車検代行 車検場の近くにある代行会社。車をもっていけば、書類作成・検査ラインを通すことはできるが、整備は一切行いません。

費用をとにかく安くしたいなら、ユーザー車検

ユーザー車検

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上記にて説明した通り車検といっても様々ありますが、とにかく車検を安く済ませたいと考えている方にオススメなのはユーザー車検です。ユーザー車検では、自分で書類作成から検査を行うため、整備費用はゼロ円に抑えられることができ、かかる費用は法定費用のみです。整備の度合いについても自分のさじ加減で調整ができ、車整備の知識がある方などはユーザー車検を行うケースも多いです。

ユーザー車検に必要な書類

ユーザー車検を行う場合は、まず陸運局への予約(自動車検査インターネット予約システムで予約可能)と必要書類の準備が必要となります。

ユーザー車検の必要書類 ①車検証(自動車検査証)
②納税証明書
③自賠責証明書(※車検日に陸運局で加入可能)
④継続検査申請書(※車検日当日に取得可能)
⑤自動車重量税納付書(※車検日当日に取得可能)
⑥自動車検査票
⑦印鑑

車検が通る車と通らない車

ユーザー車検で重要になるのが、車検に通すこと。そのためにも、車検が通る車、通らない車については理解をしておく必要があります。もし改造車の車検を通したいと考えている場合には、「合法改造車」と呼ばれる法定基準をクリアする必要があるため注意が必要です。合法改造車の基準としては、「道路交通法が定めた規制以内の改造(タイヤ、ホイールの改造や内装パーツ又はサスペンション変更)」であれば問題ないとされています。その逆に、違法改造車となってしまうのは、「道路交通法に違反している車(規格外のエアロパーツやレース用エンジンを積んだもの)」を指しています。

以下の部品以外を社外品に交換している場合には、違反改造車となります。

・指定部品一覧

車体回り エア・スポイラー・フェンダーカバー・フードスクープ・ルーバー・デフレクター・その他エアロパーツ・ルーフラック・ルーフボックス・バイク/スキーラック・サンルーフ・窓フィルム・キャンピングカー用日除け・ロールバー・グリルガード・ルーフトップバイザー・サンルーフバイザー・その他バイザー類・ウインチ・けん引フック・アンダーガード・トランクベットライナー・ボディーサイドモール・コーナーセンサー・後方監視カメラ
排気系 エキゾースト・パイプ・マフラーカッター
車内 空気清浄器・オーディオ・無線機・自動車電話・その他音響機器類
走行装置 タイヤ・ホイール
操作装置 ステアリング・ホイール・変速レバー・シフトノブ
衝装置 コイルスプリング・ショックアブソーバー・ストラット・ストラットタワーバー
その他 火器類・ミラー・フォグランプ・コーナーリングランプ・ハイマウントストップランプ・身体障害者用操作装置

意外と知らない車検のルール

車検

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ここまで車検の概要について説明をしてきましたが、次に意外と知らない知っておくべき車検ルールを説明します。

車検シール、カッコ悪いから剥がすのはOK?

車検ステッカーは12カ月法定点検を示す意味を持ち、きちんと整備をした「証」となります。カッコ悪いからといってステッカーを剥がしてしまうと、違反車となり50万円以下の罰金が科せられます。車検ステッカー(検査標章)は、フロントガラスの内側に前方から見やすい位置に貼り付けることが義務付けされているため、どんな場合でも必ずフロントガラス部分に貼り付けるようにしましょう。

車検の時期をずらすことは可能?

上記で説明の通り、車検自体は1ヶ月前と継続のルールはありますが、時期をずらすことは可能です。また、しばらく乗らない車ということであれば、その時点で車検を通さなくても違法ではありません。再び乗る際に新たに車検を通し直して車検証を発行してもらえば、これまで同様に乗ることが可能です。その際、以下にはご注意ください。

車検を通さない車の注意点

放置していても自動車税はかかります 車を乗らず放置している状態であっても、自動車税は毎年かかります。その為、1年単位で車を放置する場合には、陸運局で一度登録抹消を行うのが望ましいです
再び乗る際は自分で絶対運転しない 再び車に乗る時は車検が切れている状態です。その為、必ず近くの陸運局もしくは車屋に相談をし自分では絶対に運転をしないようにしましょう。もし、ユーザー車検の為自分で車検場まで持っていく途中に警察につかまってしまうと免許停止担ってしまいます。

車検証の再発行はできるのか?

車検証は、基本的に常に車の中に入れており紛失するケースは少ないですが、汚してしまったり破けてしまったりすることも無いとはいえません。
その際には、車検証は再発行することは可能となります。手続きに関しては、全国にある該当の運輸支局で受付を行っています。

車検証再発行に必要な書類 ① 使用者の委任状
②車検証(紛失以外の場合)
③理由書
④申請者の身分証明書

まとめ

今回、車検に関してまとめてましたが、中古車を購入する際には維持費も考えた上適切な購入を行うのが重要となります。既に車を所有している方であれば、2年1度やってくる車検について、手段を今一度考え直してみるのも良いでしょう。オススメはフランチャイズ専門店ですが、場所によっては民間の整備工場が格安で細部まで行ってくれることもあります。期限の1ヶ月前くらいから意識して車検をきちんと行い、楽しく安全なカーライフをお楽しみください!

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