BMWが目指す、自動車用カーボン素材の革命とは

カーボンファイバー技術の台頭

炭素複合素材であるカーボンファイバーは、軽量かつ高剛性であり錆の心配もないため、自動車を含む飛行機などの乗り物の素材として多くの優れた点を有しています。安全かつ軽量であることが求められるレースカーの世界においては、そのモノコックにも多く用いられています。また最新の航空機であるボーイング787にも多用されており、錆の心配がない事から機内の湿度を高めることも可能になりました(ただし、全てがカーボンではありませんが)。

そしてカーボンは自動車でも主要な構造材として用いられるようになってきています。例えばレクサスLFAは限定車ながらもモノコックはカーボンで構成しました。
ただ、今までの車は限定車もしくは少量生産車であったのも事実です。

BMWの目指す革命

この分野において、BMWは量販車である新しい7シリーズで大きな革新をもたらそうとしています。BMWはボディーの主要部に同社の「カーボンコア」技術を用いて13箇所に従来の素材からの置き換えを行い、これにより先代7シリーズと比較して合計40キログラムの軽量化を達成しました。これらは当然、2017年の登場が予想される次期5シリーズにも応用されると考えられています。
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BMWのカーボン素材応用技術において特徴的なのは、その形成過程にあるようです。一般的なカーボン素材の形成においては芯材の周りにカーボンを巻きつけるなど積層し、固める事で成形しますが、その場合、鋳造における型抜きと同じように成形の自由度は低くなります。そこでBMWでは芯材を用いない技術を開発しました。これにより曲線など複雑な形状においても一体成型が出来るようになったとの事です。

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カーボン素材においては日本の東レも豊富な技術を有しています。日本車への展開も水面下で進んでいることを期待したいと思います。

出典caradvice

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