2020年東京オリンピックに向けてトヨタが開発中の計画総まとめ
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トヨタは、オリンピックを運営する国際オリンピック委員会(IOC)と最高位のスポンサー契約を昨年に結び、2020年に開催される東京オリンピックに向けて様々な計画が噂されています。
その中でも、新型車の投入やフルモデルチェンジ情報など明るみに出ているものから随時ピックアップしてお伝えしていきます!
ミライを強化
まずは登場したばかりの燃料電池自動車「ミライ」について、2018年にはフェイスリフトを中心としたマイナーチェンジを予定しているようです。同時に、かつて「プリウス」から端を発したハイブリッドシステムの採用拡大と同じく、この燃料電池自動車技術の展開も計画しているようです。
未来を走るクルマ「mirai」ってどんな車?その技術を徹底解説
レクサスブランドや「クラウン」も燃料電池仕様に
2017年の登場が予想されているLEXUSのトップモデル、「LS」についても燃料電池自動車仕様の登場が予想されています。当然、増加する車重などに対応するため電池容量、水素タンク容量の拡大と出力の向上が予想されます。更には2019年のデビューが予想される次期「クラウン」にも同技術を搭載してくると考えられています。
「センチュリー」はハイブリッドシステム導入へ
今年の東京モーターショーでは新型「プリウス」の登場も予想されています。ハイブリッドカーのパイオニアとして、今度の「プリウス」はどこまで進化するでしょうか。そして国産車のハイエンドリムジンである「センチュリー」についても5リッターガソリンエンジンとモーターの組み合わせによるハイブリッドシステムの搭載が検討されているようです。ちなみに公開予定は、来年開催される東京モーターショー2017を予定しているとのことです。
東京オリンピックへ向けた準備
そしてこれらとは別に、オリンピックに向けて増加する観光客に対応するため、また、古くなった既存車の置き換えとして新しいタクシー専用車が登場するようです。これは2013年の東京モーターショーに展示されたタクシーコンセプトでその片鱗が披露されていますが、ロンドン・タクシー風の外観により、ヘッドクリアランスを大幅に拡大した他、スライドドアの採用などにより乗降性も向上しています。
クチコミ情報
東京オリンピック専用タクシー
興味ないと思いますが、
東京オリンピックまでに、トヨタからシエンタベース?の新しいタクシーが出るみたいです。
1.5L+モーターみたいです。スライドドアで高齢者やスーツケースを持った観光客なども乗り降りしやすくなるみたいです。 pic.twitter.com/mIsluD2UkK
— おんでぃ (@RSna8) 2016年2月26日
ミニバン仕様のタクシー公開
トヨタは、現在開発中のミニバン仕様のタクシー車両を一般公開しました。
これまでタクシーと言えばセダンタイプではありましたが、今後はセダンの生産を終了させ、ミニバンタクシーを随時導入していくとのことです。これは、東京五輪において外国人観光客の増加や高齢者に配慮した形です。また、このミニバン仕様のタクシーは、セダンよりも天井が20cm高く、足元のスペースにゆとりができることはもちろんのこと、スロープを利用して車イスのまま乗車することが可能になるとのこと。ボディカラーには日本の象徴である藍色を採用し、観光客からの信頼と安心感を与えるように今後はこのカラーリングで統一するとのことです。
燃料電池バスを開発
トヨタは、2017年から燃料電池バス(FCバス)を販売することを発表。東京都交通局が2台所有し路線バスとして運行される予定であるとのこと。もちろん東京オリンピックに向けた燃料電池バスの導入ですが、2020年までに100台以上の利用を目指すと公言しています。
これ以外の既存車種も当然、フルモデルチェンジや改良が行われることでしょう。トヨタは好調な業績を背景に、ますます投資を拡大していくようです。
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